2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

33冊目 『重耳(下)』

作者: 宮城谷昌光 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1996/09 メディア: 文庫 下巻では、重耳が意を決して白狄の地を出立することになったあたりから始まり、結果的に19年1万里と言われる流浪の旅が本格的に始まります。 途中、刺客に命を狙われたり、食料に…

プロフィール

先日プロフィールをこっそり更新。 読書歴みたいなものを、過去を振り返りつつ綴ってみました。 まぁ、備忘録代わりみたいなものですが、こんなことをしていると、自分も歳を取ったものだなぁ(笑) それにしても自分が今までどんな読書をしていたか、なんて…

人力検索【映画・小説の題材と、時代区分の関係】

【映画・小説の題材と、時代区分の関係】 標記の件について統計が取られていたり、理由などが考察されているサイトがあったら教えてください。 例えば、日本史上では江戸時代や戦国時代を取り扱った作品が多い気がしますが、実際に過去n年間で取り上げられ…

32冊目 『重耳(中)』

作者: 宮城谷昌光 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1996/09 メディア: 文庫 武公(称)の長年の悲願であった、晋の本家といも言うべき翼を滅ぼしたあたりから中巻は始まります。 この戦いで多大な戦功を挙げた重耳は名声もあげて、太子ではないものの明るい…

人力検索:戦争回避または早期講和が成功したらその後の歴史はどうなっていたか?

「もしハルノートに、せめて満州だけは権益放棄が盛り込まれずに、 ぎりぎりの線で日本が受け入れていたとしたら・・・」 「たとえ開戦したとしても日本が真珠湾の先制攻撃をしなかったために アメリカ世論に厭戦気分が高まって早期に停戦していたとしたら・…

31冊目 『重耳(上)』

作者: 宮城谷昌光 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1996/09 メディア: 文庫 初めて読んだ宮城谷昌光の著作が『王家の風日』*1で、それが商(殷)から周への移り変わりを描いたわけですが、『重耳』の舞台はそれから約300年後、周の勢威も衰えた頃です。 い…

歴史教育に関するアンケート

ちょっと前にこんなアンケートがあって、「あれ?なんか見た憶えがあるなぁ」と思ったことがあります。 【二十代までで、一度でも、一年以上学校で日本の歴史教育を受けたことある人にお伺いします】 ?古代からみっちりと教科書を読んでいったはいいのですが…

30冊目 『名君の碑』

作者: 中村彰彦 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2001/10 メディア: 文庫 保科正之とは・・・・・・2代将軍将軍徳川秀忠のご落胤ではあったが、正室の癇気を恐れたために将軍の血縁としての待遇を得られず、高遠藩保科家養子になり、家光の代の後半にな…

「歴史小説が読みたい」の質問・その後

【歴史小説】久しぶりに歴史小説が読みたいと思い募集します。ちょっとあまのじゃくで、?大胆な仮説を元にしつつも史実の出来事を巧みに織り交ぜた、あるいは?歴史的にさほど有名でない人物を魅力的に描いた歴史小説を読みたいです。例)?隆慶一郎『影武者徳…

できない理由

もう週末だっつうのに、ふと先週読んだビッグコミックスピリッツ連載の『中退アフロ田中』の話を思い出しましたよ。 『高校アフロ田中』の頃から読んでいますが、まぁモテない男5人の日常を描いたギャグ漫画なんだけれども、くだらないように思わせて何故か…

29冊目 『レイクサイド』

作者: 東野圭吾 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2006/02 メディア: 文庫 ふと会社帰りに寄った本屋で見つけて、読み始めたら止まらず一気に進んでしまった作品です。 子供の私立中学受験の為の合宿の為、避暑地に集まる4組の家族。 主人公以外の夫婦達は…

28冊目『冬の鷹』

作者: 吉村昭, メーカー/出版社: 新潮社 発売日: 1976/01 『解体新書』の筆者と言えばまず浮かぶのが杉田玄白。前野良沢?うーんそういえば共同執筆者として名があったような・・・。 情けないけど、その程度の認識でした。 本作品は、どちらかというとその前野…

いわし−カラオケで軍歌

軍歌をカラオケで良く歌う軍歌大好き高校生です。 やはり、軍歌をカラオケで歌うと右翼、軍国主義者、等と捉えられてまずいんでしょうか? よって ・軍歌を(カラオケでない所で)歌うことの是非。 ・軍歌をカラオケで歌うことの是非。 ・あなたが軍歌をカラ…

27冊目 『始祖鳥記』

作者: 飯嶋和一, 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2002/11 メディア: 文庫 まだ人が空を飛ぶなんて夢物語だった時代*1、空を飛ぶことにとりつかれた1人の男の人生を描いた作品です。 舞台は江戸時代後半ということで、歴史物のジャンルと言えそうですが、こ…

スモーカー・冬の時代(;´Д`)y─┛~~~~

喫煙者が肩身の狭い世の中となってきています。 自販機も灰皿もあちこちにあって不自由の無かった時代ははるか昔。 今では外で吸える場所を探すのに一苦労。建物まるごと禁煙になっている場合も珍しくありません。 体に悪いのは重々承知の上、値上げも含めた…

アンケート「歴史に興味ありますか?」

日本人は、歴史認識が薄いというか、歴史から学ばないって言いますね。 何かと問題になる明治維新〜第二次世界大戦の時期にしても、おおまかな流れや関連した諸外国の名前さえ知らない、または誤解している人が多く、政治家さえ中国・韓国の主張をさして疑わ…

デザイン変更

日記を書いた日ベースでついに100日!ということで、前から気になっていたデザインを思い切って変えることにしました。 新緑のこの季節によく合うかなと思うのですが、だったら秋になったら紅葉か?冬になったら?・・・うーん、考えないでおきましょう。 前は…

子どもの日のお出かけ

ゴールデンウィークと言えど、私と妻の休みが合う日があまり無くて、よりによって5/5のお出かけとなってしまいました。 秩父方面にはよく行くのですが、いつも途中で案内標識を見る宝登山(ほどさん)が気になってまして、小さな動物園もあり、動物好きな娘…

26冊目 『帰らざる荒野』

作者:佐々木譲 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2006/04 メディア: 文庫 明治〜大正の開拓期の北海道を舞台とした、まさに和製西部劇。 穏やかに生きたいだけなのにいざこざに巻き込まれてしまい、愛する者を守るために人を殺めてしまうという主人公。 発…

英語

中学の時はそこそこできたのですが、高校での授業ですっかり苦手意識を持ってしまい、入試で苦労して大学入ったのに更に必須科目で1〜2年で4コマも取らなきゃならないなんて不条理だ!なんて思ったりしました。 そんな私も「今の時代、英語くらいは喋れな…

25冊目 『戦場の将器 木村昌福―連合艦隊・名指揮官の生涯 』

作者:生出寿 出版社/メーカー: 光人社 発売日: 2005/10 メディア: 文庫 しょう‐き【将器】 将軍となるにふさわしい器量。また、その人物。 [大辞泉より] 第2次世界大戦時の日本陸海軍には真に将器たる人物はいなかった。あえて挙げれば一貫して対英米戦に反…

コタツ

5月になった途端、何でしょう、この暑さは!? 天気予報によると、最高気温が30度近くまで上がったそうな。 そういや毎年、4月はまだ朝晩寒かったりするけど、G.Wに突入するときなり暑くなる日が来ますな。 そういう日に行楽で外に出かけると人ごみ+暑さで…