楽天イーグルス対日本ハムファイターズ(2023年9月24日・楽天モバイルパーク宮城)観戦

9/16より始まった10連戦。オリックスとのカードは1勝2敗で負け越したものの、ソフトバンク相手には2連勝。しかし、1試合のみだった西武、日本ハムとのカード初戦を落として2連敗。23日は勝利を収めて、4勝4敗で迎えた24日の試合を観戦してきました。日曜日のデーゲームです。
当日は観戦日和の快晴でした。仙台の最高気温は26度とのことで、やや暑さを感じる程度。日差しは強いですが、先月と比べればだいぶ過ごしやすくなっていました。

今回は3塁側バックネット裏席です。
よく見えるはずなんですが、日差しが強いせいか打球が全然見えませんでした。近くの席の人も言っていたので、私だけでなかったようです。途中で陰ってくると少しは見えるようになりましたけどね。

先発はドラフト一位ルーキーの荘司投手。奇しくも前回現地観戦と同じでした。前回は制球悪く四球連発するも5回1失点に収め、味方も援護もあって勝利を収めました。
その後の試合ではだいぶ制球が良くなって、四球も出さなくなっていました。ついに負け数を上回って4勝3敗。それだけに期待は大きいです。

相手先発は加藤投手。昨季に比べればやや打てるようになったものの、好投手には違いなく、楽天イーグルス打線にとっては難敵と言えるでしょう。

1回表は連続三振に切って取るなど荘司投手は上々の滑り出し。その裏のイーグルスの攻撃は村林選手がいきなりヒット。しかし、小深田選手のショートライナーでゲッツ―を取られ、島内選手も三振。先制ならず。
2回はどちらも無得点。早くも投手戦になりそうな様相でした。
しかし、3回表は二死まできたところで初ヒット。さらに長打を浴びて先制点を許してしまいました。もったいなかったなぁと思いましたね。
今のイーグルス打線ならば追いつけるはず。そう期待していましたが、その後は無得点のまま進みます。イーグルスはヒットは出るものの、二度の盗塁失敗などチャンスを潰してしまいます。ファイターズの田宮捕手は初スタメンなのかな。肩いいですねぇ。
7回の裏、なぜか加藤投手が降りて継投に入ります。球数も少なくて、8回までいくのかと思われましたが。その途端、小深田選手がヒットで出塁。島内選手は倒れますが、浅村選手が同点の二塁打! ようやく打ってくれました。

イーグルスも8回から継投に入ります。渡辺翔太、松井裕樹投手が抑えて9回裏の攻撃。小深田選手の内野ゴロがエラーを誘って出塁。次はここまで無安打の島内選手。3球目を打ち返した打球はライナーでライトスタンドまで飛んでいきました。劇的なサヨナラホームラン! さすが、ここで島内勝利の一打ですよ。スタンドは大盛り上がりです。


ヒーローインタビューはもちろん島内選手。二度のタイトルを得たものの、今季前半は絶不調で打率の2割以下と苦しんでいました。二軍暮らしを経て上がってきてから、ようやく島内選手らしい打撃が見られるようになったのが嬉しい。

残り試合が少なくなっていく中、上位との差が縮まり、イーグルスにとってはCS進出への可能性が高まっていました。*1
好投した荘司投手を援護できず、勝ちがつかなかったのは残念でしたが、こうして勝利を得られたのは大きいですね。ついに3位が目の前にきました。
去年は春先絶好調からの夏から秋にかけて落ちていったシーズンですが、今季は真逆で上がっていく状態なのがファンとしては楽しみです。
シーズン終盤に差し掛かって選手たちも疲労が重いとは思いますが、一つでも順位を上げてもらいたい。その思いで応援していきたいと思います。

*1:10連戦が始まる前まで、2位ロッテとは3ゲーム差、3位ホークスとは2ゲーム差