楽天イーグルス対西武ライオンズ(2023年7月22日・ベルーナドーム)観戦

借金最大13まで膨れ上がって最下位に落ちていた東北楽天ゴールデンイーグルス。投手陣も良くなかったですが、なかなか勝ちに繋がらなかった最大の原因は打線の冷え込みでした。
それが交流戦を機に打線の調子が上向きとなって、五分の成績で終えると、7月からは8連勝を含めた快進撃。
オールスター前までに3位まで5差の4位に上がってきました。3位のソフトバンクホークスが9連敗と絶不調ですし、今後勝ちを重ねていけばAクラス入りが見えてきます。

その後半戦最初の試合は埼玉西武ライオンズとの2連戦。
今季初ビジター観戦ということで、1試合目に行きました。
去年と同じく電車ではなく車で来たのですが、行きに迷ったのと道路が混雑していたのを踏まえて早めに出ました。ナイター(18時開始)でしたが16時過ぎには到着して余裕がありました。

去年初めてベルーナドーム観戦しましたが、外野ビジター席ですと前の方はフェンス支柱が邪魔なんですよね。それで中段あたりの席を取りました。
視界はこんな感じです。ホームが遠いですが仕方ない。

待っている間に軽食を取ったり、試合前の練習風景を見たり。

ゴールデンエンジェルスとbluelegendsの合同パフォーマンスを見たり。

さて、楽天イーグルスと入れ替わるように最下位まで落ちた西武ライオンズでしたが、7月は6連勝で5位に浮上してきましたね。イーグルスとの対戦は試合前で4勝7敗1分。しかも相手先発は2敗している今井投手なんですよね。
イーグルス先発は辛島航投手。試合は作るものの、勝ち星に恵まれていません。ここは打線の奮起に期待したいところ。

いきなり初回は今井投手から三者連続三振を奪われます。辛島投手もランナーは許すも後続を断ち、両チーム無得点のまま序盤が終わりました。
↓これはデジカメのズームをいっぱいにして撮りました。

4回裏は順調にツーアウトを取りますが、四球を与えた後に痛恨のタイムリー2塁打で先制点を奪われます。
不思議なもので、点が入ると試合が動くようです。
5回表にイーグルスは先頭打者の阿部選手がライト前ヒット。辰己選手は当たり損ないの内野ゴロでしたが俊足を活かしてセーフになります。太田選手のバントは三塁への悪送球を呼び、なんと無死満塁の大チャンスを掴むのですよ。
ここでタイムリーが出て一気に逆転といきたいところ。ただ、他チームはいざ知らず、楽天イーグルスって無死満塁で意外に点が入らないんですよね。1点でも入れば御の字なんです。
ここで期待の村林選手。見事にライト前ヒット・・・と思いきや、二塁ランナーがアウト。なんでって思いました。後で知ったのですが、ライナー性の当たりだったので、太田選手のスタートが遅れたためのようです。記録はライトゴロでした。
ただ、阿部選手が生還して、まずは同点。一死一・三塁となりました。せめて犠牲フライか内野ゴロ*1で、もう一点取って欲しい。
ここで楽天ベンチが選んだのはバントでした。
しかし、一度ファールになったのもあって、相手に対応されましたよね。当たりが良すぎたらしく、三塁ランナーが挟まれて本塁帰還ならず。次の小郷選手もファールフライで凡退し、楽天ファンからは大きなため息が漏れました。

5回裏に先頭打者がヒットで出て、バントで二塁へ。ただ、次の打者は内野フライで抑えます。とにかく抑えて欲しいという願いも虚しく、源田選手にタイムリーを打たれて勝ち越しを許してしまいました。
また追いつけばいい。今の楽天ならそれができるはずと応援を続けましたが、チャンスすら掴めません。守る方は辛島投手の後を繋いだリリーフ陣も抑えました。
結局、どちらも点が入らず、1-2のままゲームセット。
なにせ三安打ですからね。打てなきゃどうしようもない。
昨季のビジター観戦は田中将大投手の力投で勝利しましたが、今季は敗北でした。
負けてさっさと球場を後にしたおかげか、渋滞の影響をあまり受けなかったのだけがメリットでしたかね。

サウナとの異名があるくらいのベルーナドーム。去年観戦したのは9月で多少暑さを感じる程度でしたが、今年は一番暑い時期。
埼玉県の最高気温は34度だったかな。やっぱり到着した頃から試合が始まっても蒸し暑かったです。おまけに今年から声出し応援解禁で、外野ビジター席はみんな声を出して応援します。
楽しかったけど、喉が涸れるのもあって、こまめに水分を補給していました。
試合開始して一時間経過した頃からようやく風が入り始めて暑さが和らいできましたね。ただ、勝ちを見たかったです。

*1:足の速い小深田選手なのでゲッツーになりにくい。