鉄道博物館

goldwell2010-09-25

もともと祝日と土日の谷間となっている9/24(木)は娘は運動会の振替で休みだったわけで、動物園でも行こうかと思って私も休みを取りました。
がしかし、前々日からあいにくの天気で一日中雨が予想されたため、急遽前から気にはなっていたものの(親子そろって特別鉄道にこだわっているわけでもなかった電車を見たり乗ったりするのはそこそこ好き程度)、まだ一度も行くことがなかった鉄道博物館に行ってきました。*1
鉄道博物館


一応平日なんですが、11時頃に着いたらすでに日本食堂やミニ列車体験の予約券売り場は長い行列できてましたね。やはりうちと同じ理由とかで休み取った人が多かったのか。そういえば小学校の遠足の団体もいました。
とりあえず向かったのが1Fヒストリーゾーン。
手前から最初の機関車・客車の実物が展示してあり、実際に中に入って見られるものもあります。とにかく数多くの珍しい車両に親子共々興味津々で見回りました。写真撮りまくったので、ここに一部紹介します。


日本で一番最初に横浜〜新橋間を走った蒸気機関車(150形式蒸気機関車)。

高崎線東北線で走った最初の蒸気機関車(1290形式蒸気機関車

明治期の3等客車の再現模型。木張りの上に座布団が置いてありました。揺れた時に大変そう。

外装は鋼製ですが、内部はほとんど木製で作られた客車(オハ31形式客車)。レトロながらもお洒落な感じがしますね。
家族で四人がけ席に合い向かいに座りましたが、やっぱり今の座席よりも狭いです。

こちらはさすがに私でも名は知っていたC51形式蒸気機関車。格好いいなぁ。





豪勢な内装の御料車を眺めていったあと、自分自身も乗ったこともある懐かしい電車が。

オレンジ色の電車と言えば、中央線などで使われていた国鉄の通勤電車(クモハ101形式電車)ですね。

ブルートレインでおなじみの寝台特急列車(ナハネフ22形式客車)。

0系新幹線はさすがに写真やテレビでしか見たことありませんでした。


混雑している食堂・レストランはあきらめて、駅弁を買って食事用特急車内で食べた後に向かったのは2F模型鉄道ジオラマコーナーです。
横幅約25m奥行き約8mというかなり大規模なジオラマにて、戦後からの鉄道の歴史を実際に走らせながらの解説があります(前もって並ぶ必要あり)。
違う時代の列車が走るさまを見られるのは模型鉄道ジオラマですね。

中央の駅付近は人や車が精巧に作られていて見てて飽きないです。周りには遊園地やお寺、工事現場(新幹線の線路を作ってる)などもあったりして面白い。


同じ2Fにあるコレクションギャラリーはどちらかというと大人向きでしょうか。鉄道ファン垂涎の品々なんでしょうね。私は鉄ちゃんじゃないですけど、これらがいかに貴重かはわかる気がします。ここでもいくつも写真取ったので一部をば。



外から見えたミニ列車体験に親子で心惹かれるものがあったのですが、いろいろ見ていたら予約時間を過ぎてしまっていたため、せめて娘が乗りたがったミニシャトルに行って見ました。こちらも並ぶ必要がありますが。
新幹線はやてのミニチュア版だし、遊園地にあるような汽車と違って、さすがに本格的ですよ。

えーと、走行時間3分。徒歩3分。歩く早さと同じかよ!実際、小走りの男の子に抜かされてました。帰りは並ばずに歩いてきました。


そんなこんなで昼食時間入れて6時間近く*2いましたね。広くて見ごたえあります。各階北側にあるラーニングゾーンなどは一部しか見ませんでしたが、小学生ならばいろいろ体験や説明が聞ける企画もあるようでした。
今回見られなかったところを含めて、また来たいですね。
しかし土日祝はもっと混雑が予想されるので、うまく平日で行ける日を選ばないと。


おまけ。
人力車ならぬ人車軌道。いわゆる人力鉄道のことです。
wikipedia:人車軌道
人がレールの上をトロッコや下のようなミニサイズの客車を押していったそうな。こういうのがあったとは知らんかったですよ。

*1:実際、曇り気味で涼しかったけど、天気予報は見事に外れて結局雨は降らず。

*2:うち並んでいた時間が合わせて1時間程度