私が小学生の時はだな

うごメモユーザーが大勢人力検索に来るようになってから、なんだか立て続けに質問することになって、小学生ユーザーとも直接やりとりをする機会が増えているわけですが。
ふと、自分が小学生の時はどんなんだったろうと思ったりします。
そういうわけで今回はgoldwellの回想シーンをごらんください(笑)


ふだんは大人しいけど調子に乗って悪さをすることもある、友達は多くもなく少なくも無く、女子に対してはオクテで、勉強はそこそこできる一方、運動は嫌いじゃないけどセンス無し。*1家ではおじいちゃんおばあちゃん子。ちなみに本好き・歴史好きは小学生の頃から始まっていたと思われる。
当時の主な娯楽は漫画(コロコロコミック派)とテレビであり、テレビといえばアイドル真っ盛りでしたね。まだ音楽の嗜好などさほど決まってなく、夜は普通に歌番組を見ていた頃。まぁどちらかというと松田聖子よりも中森明菜だったかな。6年生になる頃には早見優が好きでシングルレコードを何枚も買っちゃったり(笑)


そしてまだパソコンもファミコンも見たこともありませんでしたが、近所の駄菓子屋に1PLAY50円のテーブルゲームが入って、その面白さの虜になりましたね。といっても小遣いが乏しかったので、人のプレイを見ている時間の方が多かったなぁ。インベーダーとかドンキーコングとかクレイジークライマーをリアルにやった世代でしたよ。
他に夢中になっていたのがプラモ作り。始めは年上の従兄の影響で第2次世界大戦の兵器モノでしたが、すぐに機動戦士ガンダムものばかり作るようになりました。不器用で友達よりうまく作れなかったけど、塗装用具も少しずつ揃えてすごく凝っていましたね。
ただ、うちは小遣いが厳しくて欲しいものはあまり買えず、玩具をたくさん持っている家の子が羨ましかったのもよく憶えています。


行動範囲といえば、家と通っている小学校を中心にした、せいぜい2km四方の限られた世界しか知らなかった頃。その中で親しい友達の家やよく通った店や野球やサッカーもどきのボール遊びをする空き地とか、夏休みに通ったプール、カブトムシやザリガニが採れる林や小川などがありました。勝手に畑とか廃屋とか資材置き場とか大人にとってはなんでもない町のあちこちを遊び場に変えて外で遊んでいることも多かったなぁ。家で遊べるものは限られていましたからね。


そしてどういうわけか、剣道、書道、そろばんと稽古事にも忙しくもあったのですけど、5年が終わる頃には全てやめてしまい、6年生の1年間だけ隣の市へスイミングスクールに通っていました。私の生まれ育った町には昔私鉄のローカル線が通っていたのですけど小学校に通っている途中で廃止されてしまい、代わりにバスが2経路通っていました。なので初めて自分ひとりで隣市までバスで通うことになって、ちょっと大人になった気分でした。*2


まぁどこの片田舎にもいそうな、ごくありふれた小学生でしたね。
中学生になれば、成長と同時に趣味も行動範囲も広がって、大人の世界を知る機会も増えるのですが、小学校の時ってやっぱり家族・近所・親戚・学校・習い事、それくらいしか大人と接する機会が無いですよね。あとはせいぜいテレビや雑誌くらいか。もうそっちは別世界ですし。
なので、小学生でもDSiやパソコンでネットに繋がって大人と会話するという感覚がいまいち想像しにくいのですよね。こうやって書いてて自分の小学校時代の記憶さえ曖昧になっている年齢なんだし。
それでどうしても大人目線になってしまいがち。昔とは環境が違うと頭でわかっていても「今時のコドモは・・・」となってしまうのはむべなるかな。
ただ、自分が子供の頃は、大人と子供の区別ってすんごくはっきりしていたけど、今は良くも悪くも曖昧になっている気がしますね。
少なくともネット上では、たとえ相手が小学生でも1人の人間として接することが理想ではあるけど、同時に小学生でもわかるような言葉や表現を選んでいかなきゃならないのが大変だなと思う今日この頃です。

*1:今思えば5,6年で乱視が始まったことも関係あったんだと言い訳してみる

*2:背の高い方だった私は、しばしば中学生(大人料金)と間違えられたこともしばしば。でも今は小学校低学年らしき子が電車で通っているのを見るとすごいと思う