ポイント投資を始めて1年

前提として、投資自体はド素人な私です。FXや仮想通貨が流行っても、見向きもしませんでした。
まぁ、投入できるほどに資金に余裕ないというのもありましたが。
元金を割るのが嫌で、せいぜい国債を買ったことがあるくらいですね。
しかし、超低金利時代が続く中、ノーリスクでお金は増えません。
将来、年金がどれくらいもらえるかの保証もない。
だったら、今から自分で備える必要があるということで、まずは小遣い程度の範囲で始めることにしたのが1株からの株運用と積み立てNISAでした。

「1株から株が買える」「500円から株が買える」
といった歌い文句の広告をあちこちで見かけます。
TSUTAYAのレンタルは利用しなくなりましたが、Tポイント自体はちまちま貯めていて、オンラインショップで漫画やCDを買ったりしましたね。*1
でもどうせなら、別の使い方はないか?
そこで目を付けたのは1株からの株の運用でした。
1年前の時点で5つくらい似たようなオンライン証券はあったでしょうか。
少し迷った末にSBIネオモバイル証券に決定。
ちょうど1年前、2020年の1月から始めてみたのです。

【公式】SBIネオモバイル証券 - 口座開設はこちらから

SBIネオモバイル証券では、月額220円(税込み)の手数料がかかりますが、その分200ポイント(期間限定)がもらえます。
通常、単元株といって通常の取引では100株単位(少なくとも数万円必要)のところを1株500円(ポイント)程度から始められるのが売りであるのですが、銘柄によって単元株でしか買えないものもあるようです。
また、不定期ですが、IPOといって上場前の株を購入することができます。
IPOは上場前の購入額より格段に上がって利益を得やすいすが、抽選方式なのでいつでも購入できるわけではありません。
私も6回くらい応募して、当たったのは一度きりでした。

私の場合、使用するのはTポイントのみ。一切現金は使っていません。
その代わり、クレジットカードで貯まるポイントやアンケートサイトその他あちこちからTポイントに変換して、月1500~2000ポイントを投入していきました。
まぁ、人にお勧めできるようなたいした運用はしていないので、詳細は省きます。
1年間かけて貯まった資産としては24,000円程度(うち利益は1割くらい?)。売買したのは14銘柄でした。
うん。本当にお小遣い程度ですね。
初めの3ヶ月くらいは適当に売り買いしていました。コロナ禍でがくっと下がっていた銘柄をいくつか買い、上がった段階で売り払って利益は出せたことは出せました。
しかし、売り買いのタイミングが本当に難しい。
もっと勉強して知識を得て、株価の上下を調べた方が良かったかなぁと思います。
数百円で株投資が始められる。初心者が余ったポイントで気軽に株投資が始められる。というのは嘘じゃないです。
でも、それだけじゃまったく足りない。
本当に株投資で貯蓄を殖やしたければ、それなりの種銭と勉強が必要ですね。


続いて積み立てNISA。
つみたてNISA(積立NISA)| NISA(ニーサ):少額投資 ... - 楽天証券

つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度で、毎年40万円を上限として一定の基準を満たした投資信託に積立投資することができます。
投資をした年から最長20年間の間に得た分配金と売却益(譲渡益)が非課税になり、通常口座でかかる20.315%の税金がかかりません。非課税で投資できる総額は最大800万円(年間40万円×20年)となります。

今は定期預金にしても利息がまったく期待できません。
代わりに積み立てられる投資を考えていましたが、以前から楽天会員だったので、どうせなら楽天ポイントでやってみようかなと。
こちらは楽天ポイントと休眠に近かった楽天銀行イーバンク時代に開設)の口座から半額ずつ、6つのファンドに毎月それぞれ数百円単位で積み立てています。
楽天証券楽天銀行の口座を連携することで利点ができます。

・マネーブリッジ:銀行と証券の口座間の資金移動が簡単になったり、普通預金の優遇金利(0.1%)やサービスの利用に応じてポイントがもらえる。
・ハッピープログラム:取引ごとにポイントが貯まる。またATM手数料が最大7回/月、振込み手数料が最大3回/月まで無料となる(利用状況のグレードによる)。

各ファンドの年率はその時に応じて変動しますし、マイナスになることもあります。
12月末時点で平均年率は7.5%ってところです。
こちらは長期で運用するものであり、これからも続けていくつもりです。

*1:実は使えるチェーン店が減って、前よりも貯まらなくなった。また書籍やCDはamazon楽天を使う方が多い