朝食

朝食を摂らないという人が昔より増えてきているそうで。ここに書く前にちょっと調べてみたところ、昔と比べて特に男性の方に顕著だとか(女性は微減)。
アンケートの対象範囲にもよるがだいたい成人の男性は3〜4割くらい。女性は1割くらい(独身だともっと増える)の人が朝食を摂らないという。私の周りの感覚ではもっといそうな気がしないでもないが、地域とか年齢によってまた違うから全国的にはそんなものか。
でもって子供に関しても年齢が上がるごとに食べない比率が増えていき、小学校で1割が高校生になると3割弱となるそうだ。


朝食を摂ることによる健康上とか精神的なメリットは昔から色々と説かれているが、そうは言っても朝の時間的なゆとりの無さとか、体質的(気分的)に食べられなくなるとか、気づいたら食べなくなっていたというパターンが多いような気がする。
個人的にせめて子供には、朝はしっかり食べさせてあげたいと思う。大人で食べない人にはもう手遅れかもしれんが・・・。


そういう私は、朝はよほどの場合を除いて必ず食べる。※よほどの場合というのは食欲が衰えるほどの体調不良とか二日酔いの時。
寝つきだけでなく寝起きも悪い癖に、起きたら何かを食べなければならないという習慣というか、本能のように体が脳に要求するのだ。私の中では朝起きて食べる物が何も無いという状況ほど怖いものは無い。よって寝る前に米を研いで炊飯器のセットするなんて当たり前、朝用のおかずは常に2,3種類買い揃え、非常用に食パンを余分に買って冷凍しておくという、ある意味朝食に限っては几帳面な一人暮らしをしていたこともある。


結婚してからは、そういう私の習慣を理解してくれた妻が常に何かしら用意してくれているので、その点はとても嬉しい。もっとも朝がご飯の時は、必ず汁物を用意する(パンの時は牛乳が常にあるので心配ない)という習慣はなし崩しに無くなってしまったのは残念だ。


学生時代に夜型生活を営んでいた時でも、食事だけは日に3回きっちり食べていた。しかも起きてすぐラーメンとか昨日の残りの肉料理だの中華料理だの重いものでも平気で食べていたので、友人宅に泊まった時にゃ驚かれた。
さすがに今では食べられる量は減った気がする。8枚切り食パンなら2枚、ご飯は茶碗一杯といたって普通である。時間が許せば何だって食える気がするが。