ＳＦマガジンにに掲載された２篇と書き下ろし１篇を収録したシリーズの第３作目です。
最初の1話は２巻での登場人物であるＤＰ（ドリームパーソン）の後日譚のようなお話。
残り２話は、主人公のＤＢ（ドリームバスター）達の世界のお話が中心なんで、２巻までのような悪夢退治のミッションを期待していたら、ちょっとすかされたような気分でした。
今回、新たな登場人物「カーリン」の話と、「時間鉱山」についての長い導入エピソードがあって、やや退屈する部分もあります。
でも、最後の時間鉱山へのミッションによって、様様な伏線が収束していきそうないいところで終わり、次巻に続きます。
こりゃあ４巻と合わせて読まなければ、本当の評価はできないですよ。
登場人物のそれぞれの今後が気になるウマイ演出とも言えるけど、あんまり時間経つと忘れてしまうので、早く出してもらいたいですね〜。
