日常的に歯の着色を抑えるには?

歯の着色―メラミンスポンジで落とす方法について
5年前に書いた記事ですが、アクセス記録を見ると今でもコンスタントに検索されてきて読まれているようです。同じ悩みを持つ人が多いんですね。


で、そんな記事を書いておきながら、メラミンスポンジもステインクリーナーも私自身の歯には大して効果ないのですよ(涙)
人によっては「落ちた!」ということもあるそうですが、私の歯の着色は相当しつこいようで、部分的にしか落ちません。
結局、歯医者の定期検診できれいにしてもらう
→一か月くらいすると着色がついてきて、2,3か月でかなり目立ってくる
→メラミンスポンジやステインクリーナーで少しは落とす
→また歯医者の定期検診の時期が来てきれいにしてもらう
の繰り返しでした。


そんな中で去年知ったのが重曹うがいによって着色を落とす方法。
更に食事後に口の中が酸性となり、それが長い時間続くことにより虫歯になりやすい環境になることが虫歯になる原因の一つと言われています。
重曹は弱アルカリ性なので、口内を中和することで虫歯になりにくくする効果もあるのだとか。
他にも歯垢をつきにくくすることで歯石を予防する作用や歯周病の予防や口内炎を予防し治す効能、舌苔を除去しやすくなることから口臭予防...etc
なんかすごい効果がうたってあります。
“これはすごい”重曹うがいの絶大な効果で ...- NAVER まとめ
重曹うがいについて | 歯チャンネル歯科相談室 - 歯チャンネル88


やり方としては、コップ一杯の水に重曹小さじ一杯程度を溶かしてよく口をゆすぎます。タイミングとしては歯磨きの後にしています。
重曹は工業用と食品用とありますが、口に入れるので食品用を使用します。
半年くらい続けた結果、何もしないでいて歯に着色していた状態を10とすると、今では2〜3くらいには抑えられているように思えます。完全になくすのはさすがに無理があるようです。
でもこの間、歯医者の定期検診に行ってきた時、「前ほど着色がついてないですね。何かやってます?」と先生に聞かれましたのですよ。
まぁそこで正直に言ったのですが、水に溶かしてゆすぐ分には問題ないこと。実際、歯医者で使う洗浄液にも重曹が使われているそう。
ただし歯に直接使うと傷つけてしまうのでやってはならないと言われました。
事前に調べたサイトにも注意書きがあったのですが、重曹には研磨剤としての効能があるため、直接歯ブラシに付けて磨けば着色に対して早期に効果がある場合もあります。
しかし同時に歯のエナメル質も傷つけてしまうので、こればかりはお薦めできません。


重曹は口をゆすぐ以外にも台所や風呂の掃除などにも仕えます。
例→重曹水の作り方 / プロが教えるお掃除術
それでも半年以上前にかった重曹2kgがまだまだ終わる気配はありません。

パックス重曹F 2kg

パックス重曹F 2kg

経済的・時間的にも負担が少なくて効果あるこの方法はかなりいいですね。まぁデメリットといえば、コップに溶けきれなかった重曹が残るので、時々ちゃんと洗ってあげることくらいでしょうか。
ちょっとググっただけでも、重曹には様々な効果があると書いてあるサイトがたくさん見つかり、日常の中で役立つことは多いようですが、歯の状態をきちんとチェックするには歯医者に行って診てもらった方がいいですね。