ポケモンって、意外と大人向けのゲームなんだなと知ったこと

goldwell2011-02-10

ポケットモンスター ホワイト」を娘の誕生日に買ってあげたのですけど、平日は宿題やらお稽古事があったりしてなかなかやる暇はなく、主に金土日のプレイでこのあいだヒウンシティまで辿りつき、つい昨日ジムトレーナー戦に勝利したようです。
娘がプレイしていたのを見ているとなんだかやってみたくなり、かといって勝手に攻略してしまったら可哀想なので、本人が寝た後に経験値稼ぎに励んだり必要なアイテムを買ったりと影でサポートに徹している私です。
元々はサンヨウシティでの初めてのジムトレーナー戦に勝てないと嘆いていたのを見たら、ミジュマル*1以外の手持ちポケモンのレベルが情けないほど低かったので、いっちょ鍛えてやろうと思ったのがきっかけでした。
しかしその後シッポウシティ*2のジムトレーナー戦までにボックスの中のポケモンたちをまんべんなくレベル18〜20にしてしまったのはちとやりすぎたと思いました・・・。
RPGによくある経験値稼ぎ以外にも、アイテム集めとか町の人に話しかけて情報収集とか地道な作業は本当は本人がやらなきゃいけないですし、トレーナーとの戦いの過程でポケモンたちを回復させたり、並びを替えてあげたりとかそういった工夫を怠りがちなので教えてあげているんですけどねぇ。まだ小一の娘にはちょっと大変なのかもしれないです。
まぁ正直自分もすっかり楽しんでしまってました。ポケモンって子供向けゲームだろ?という認識はすっかり変わりましたね(笑)
そういえば、自分は携帯ゲーム機は持っていないし、家庭用ゲーム機でRPGといえばスーファミドラクエ・FF・女神転生シリーズをやったのがもう十年くらい前なんだなぁ。*3


以下、ポケモンをやる上で基本的なこと。
タイプ別の相性があることくらいは私も前から知っていました。「みず」「くさ」「ほのお」「でんき」など全部で13種類もあります。じゃんけんのように「ほのお」は「くさ」には強いが「みず」には弱いってやつです。それぞれ戦いの時の組み合わせによって効果がまるきり違ってきます。例えばポケモン自身のタイプに合った技ならば1.5倍の威力を発揮するし、相手側の相性の弱点をつけば「こうかはばつぐんだ」で2倍の効果を与える。逆に威力半減だったり効果無しの場合もあるわけです(でんき技⇒じめん)。
そんでポケモンが使う技は直接攻撃・攻撃補助・防御・回復など様々なバリエーションあって1体ごとに覚えられる技は十数種類もあるらしい。しかし持てる技は4つまで。なのでどれを持たせるかが重要になってきます(レベルアップ時に新しく覚えたい時、既に4つ持っていたらどれかを忘れなきゃいけない)。何を覚えさせるかで同じ固体によって全く違うスタイルになることもあります。


また、同じ攻撃技にも物理系と特殊系によるものがあるということに途中まで気づきませんでした。これはポケモンのパラメーターの内、物理系は「こうげき」「ぼうぎょ」、特殊系は「とくこう」「とくぼう」に関係していくのですね。同じダメージ力の技でも「とくこう」が高いポケモンは特殊系の技を出した方が効果が高い。
さらに固体ごとに努力値という隠しパラメータっぽいのがあって、戦う相手のタイプによって伸びる能力が違うとか。通信戦を考えると育成にもいろいろこだわりがあるそうですが、まだそこまでついていけません。*4
今のところの感触としては、RPGとしての攻略自体は特別難易度が高いわけでもなさそうですが、数多くのポケモンの選択と育成を考えていくとなかなか懐の深いゲームなのではないかと思うようになりましたね。特に対戦を想定するには手持ちのパーティも考慮する必要があり、もはや大人向けゲームと言っても過言ではないんじゃないでしょうか。
※もう少しポケモンについて知りたい大人の人はこちらの記事参照。
大人の為のポケモン講座


そんなわけでハマリつつある私は娘のゲームを手伝うだけでは飽き足らず、ついにブラックの方を買ってしまいました。
娘と対戦したりポケモン交換してみるのが今から楽しみです(DS Liteを借りる予定)。

*1:最初に選べるポケモン3種の内で娘が選んだ

*2:4番目の町

*3:PCではBlizzard社のDiabro2やWarcraft3にはまっていたのが2〜3年前。それ以前では主に歴史シミュレーションものばかり

*4:身内に歴代ポケモンを続けている詳しい人がいるのでちょっと教えてもらった