小学校入学式に出てみて思ったこと

長いようで短かった春休みが終わり、娘の小学校入学式である4月8日(木)を迎えました。
幸い、天気にも恵まれてさわやかな朝ではあったのですが、家の中では前日から当日朝まで準備に(主に妻が)追われててんてこまいでしたが。
ところで、送迎バスをはじめとして車での行き来が多かった幼稚園と違い、基本的に徒歩となる小学校。しかも家から子供の足で約30分かかる距離にあり、毎日歩く習慣の無かった娘にはとっては大変だろうと予測されるわけです。それに親にとっては道中の事故等の危険も心配ではあります。
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まぁ登校時は通学班があり、下校時は3年時まで親が迎えに行って集団で下校することになっているそうで、保護者としては大変ですが子供が交通ルール等に慣れていくまで仕方ないですね。
そういうわけで早く慣れるためもあって当日朝から親子揃って荷物持って歩いて行きました。*1駐車場に限りがあるために車利用は遠慮くださいという通達があったにも関わらず、車で来て学校や周囲に止めていた親はいたし、車を置かずに時間に合わせて送り迎えをした親もいたようですが。
とにかく真新しいランドセルを背負い、入学式用のワンピースを着た娘ははりきっていて、がんばって歩いてくれました。


さて、前置きが長くなりましたが入学式。
当たり前ですが、学校は幼稚園とはだいぶ印象が違います。
幼稚園では優しくユーモアもあった園長先生、そして先生は若い女性ばかりでしたし、施設もこじんまりしていかにも幼児向けのほんわかしたムード溢れてました。
でも小学校は、いかにも学校って感じ(何言ってんだか)。片田舎にあるためか体育館も校庭もだだっ広い。
あと、教員紹介で全員見られたのですが、全体的に年配の人が多めですね。20代と見られる教諭は2人くらいだったし、30代も3,4人か。私が大学生の頃から教員採用は狭き門になっていましたが、若年人口が減少傾向にある中でますます拍車がかかり、ベテランは残っても新たに赴任する新任教師は減っていっているのでしょう。
とりわけ入学式という厳かな雰囲気の中で新一年生たちは意外と静かに座っていました。でも来賓挨拶が長く続く中でそわそわし出す子供が。こういうところは昔と変わりありません(笑)
歓迎する側として6年生が校歌を歌ってくれましたが、彼らがやけに大人びて見えました。


ところで昔も地域によって学校の生徒数は様々でしょうが、私のいた小学校は4クラスあって一クラスあたりは三十数人はいたと思います。全校児童800人余りと聞いていたので、まぁどちらかというと多い方でしょうね。
そこにいくと今私が住んでいる地域は市の中でも田園光景広がるのどかなところであるため、学区が広い割には人口少なめだということは知っていたのですが*2、それでも新一年生が総数45人しかいないというのは驚きでした。それを二クラスに分けるために1組23人、2組22人となっています。意図せず少数クラスで、先生の目がよく行き渡りますな。


入学式が終わってクラス保護者の役員決めの後、教室に行って持ち物の確認とか連絡事項とかありました。
そういえば、出席簿が昔みたいに男女別ではなく、男女混合だというのは聞き及んでいたのですが、先生が名前を呼ぶのに男女区別なく「さん」付けなのは驚きでした。*3これもジェンダーのなにかの関係なんですかねぇ?
娘にとって好都合だったのは、同じ幼稚園から今度の小学校に通うことになる子が多くて、なんと2/3近くにあたります。しかも今度のクラスに幼稚園年長時代の同じ組の子が何人もいるのと嬉しそうに言ってました。しかし年長時代に非常に仲良しだった男子が別にクラスに行ってしまったのが残念だそうな。大丈夫、きっとこのクラスで仲良しになる友達ができるから。

*1:前の日曜日にも散歩がてら一度歩いて行ってみた

*2:引っ越して3年目であるために何となく感覚で

*3:幼稚園では男子は「くん」づけだった