酒が飲めないと苦労する

http://anond.hatelabo.jp/20090324191348
匿名ダイアリーの記事に下戸という体質について詳しく説明があったので、下戸とまでいかなくても酒に弱い自分自身についてもいろいろと。

1. (日本人の6割)普通
2. (日本人の4割)下戸遺伝子を片親からもらう
3. (日本人の5% )下戸遺伝子を両親からもらう

こちらの分類で言えば、私は2ですね。父親はそこそこいけるけど、母親がまさに下戸でコップ1杯のビールで頭がクラクラ・体はフラフラになってしまうタイプ。
私自身は飲み会ではビール中ジョッキ3杯程度まで。調子こいてビールの後に焼酎とか日本酒を飲んでしまうともうだめ。家でもビールやチューハイ350ml缶1〜2本で充分だったりします。


飲み会に出て美味しい料理とほどほどのお酒、そして親しい人と楽しいひとときを過ごすのはいいのですが、社会に出ると楽しい席ばかりとは言えず、つきあいで出なきゃいけない場合もあります。
今の職場は業務の関係もあってか飲み会の機会が少なく*1、たまに入る友人との約束を含めても以前に比べれば本当に飲む機会減ったので気が楽です。


4年ほど前までいた職場では、なんだかんだで理由つけて飲みに誘われる機会が多くて*2、そうそう付き合ってばかりでは体にも懐にもよろしくないので、結構断るのに苦労していたのですよ。
例えば
「(金曜の夜で)明日は朝早く用事あるから」
「ちょっと体の調子が悪いので」
「ちょっと今夜ヤボ用で」
飲むのが好きな人は、そんなこと言っても平気で飲んでますからね。言い訳なのがバレバレ。まぁあんまり飲むのが好きじゃないとわかっていたと思われ、半ば嘘でも強引に誘われることが無かったのは幸いでした。


ただこの頃は飲むと二日酔いに悩まされた時期で、元々酒に弱いと自覚していたので無理はしないようにしていたのですが*3、それでも飲む人にとっては「たったそれくらいで?」と思われる量でたびたび翌朝二日酔いになってしまうのはやはり許容量を超えてしまったからかもしれません。
そういや、人力検索で質問してみたこともありました。
question:1133593058
飲む前に牛乳(もしくは水分)を飲むとか、飲んだ後にはグレープフルーツジュースがいいとか、帰宅したら風呂入らず睡眠を取るとか。いろいろ試したものです。


酒=つきあいという日本社会の慣習は、私みたいに飲めるけど弱いと苦痛に感じる部分あります。だからまったく飲めない5%にとっては本当に大変でしょうねぇ。「飲めない」と言っても「本当は飲めるんだろ?」とか「鍛えれば強くなる」ってビール瓶を差し出す。出たくないのだけどつきあいだから出れば「飲み会だから飲むの当然」という無理解からくるアルハラ
そういや前いた会社にまったく飲めない女性がいて、生まれて初めて酒を飲んだ時にぶっ倒れて以来断っていたのだけど、自分の結婚披露宴の時にもう大丈夫かと思って乾杯時にクイっといったら、バターンと倒れてしまって周りは大騒ぎだったと笑いながら話してくれました。そのために彼女に酒を勧める人は皆無だったのですけど、それくらいじゃないと下戸だと信用されないみたい。
飲めない人に対して周りが気遣ってくれるかどうかは環境次第だったりしますけど、いずれにせよ日常的に自分から周知しておく必要があるようです。

*1:公式的なのは半年に1回あるかないか。無論、酒好きな人たちは別途機会設けて行ってるだろうだけど

*2:ほぼ週1くらいで誘われ、半分以上は断っていたかなぁ。メールで回ってくることがあったので断りやすかった

*3:二次会に行くことはほとんどないし、だいたい飲み始めて2,3時間たつと眠くなる