忘れ去られし物たち

事情あって、私の実家では以前から物の整理をしているのですが、私個人としては家を出て以来たびたび片付けしていたので、自室には私の物はほぼ無くなり、上の棚をとっぱらって再利用されている学習机とかわずかに残っているだけのはずでした。
ところが最近父から連絡あって、屋根裏に私の物が相当あるのを見つけたらしい。そういえばまだ実家で暮らしていた学生の頃、整理整頓と称して使わないけどちょっと捨てられない物を時々屋根裏に運んでいたことを思い出しました。


実家には2階から屋根裏へと続く階段をのぼると、そこは物置スペースとなっています。六畳2部屋と四畳半の合計3部屋の上にあたるので、それなりに広いです。ただ屋根裏だけに高さはなく斜めになっているし、ところどころ木材がむき出しなので気をつけないと頭をぶつけるのですが。
入り口から近い所は季節物の家電や備品のような比較的使われる機会がある物が並んでいるのですが、少し奥へ進むと古い書籍や家具の他、埃がつもった正体不明の箱が所狭しと置いてある、まさにトワイライトゾーン
それでも父が片付けたのでしょう。私がいた頃に比べて2/3くらいに減っていてスペースが空いていたので、一番奥まで探して私の物らしきダンボールを出すことができました。


開けてびっくり玉手箱。中から出てきたのはほとんど小中学校時代のものたち。まさにタイムカプセルですよ。
夏休みの自由研究とかクラスの文集・遠足のしおり・賞状ほか記念品?そして教科書・ノート・プリントの類。部屋に飾ってあったであろうペナントやポスターにプラモデルや玩具。更に雑誌まで。

この女性3人がわかる人はきっと同世代。

小六で卒業したはずのコロコロコミックがなぜ残っていたのか?怪物くんとかゲームセンターあらしとか懐かしすぎ。


また衣装ケースもあって、高校の制服や文化祭の時にクラスで作ったパーカー、その他私服類。さすがに今となっては着る気にはなれない・・・(サイズが合わないとかじゃなくて!)。
なんでとっておいたのだろう?というか、おそらくしまいこんですっかり忘れていたのですね。これは。
もともと貧乏性というか、捨てられない性格なのはわかっていたのですが、それでも一度きりで用済みのものまでわざわざとっておいたとは何とも・・・。


結局、3時間かけて整理したのですが、ほとんどゴミですね。久しぶりに陽の目をあびたと思えばゴミ袋直行なのは、いちいち見てたらきりが無いというか、人に見せたくない(恥ずかしい)というのもあったりして。
さすがにお宝はありませんでしたが、娘が遊ぶかと思ってチョロQとか鉄道セットなど少しだけお持ち帰りしました。