伯母(母方の実家の跡取りの奥さん)が亡くなりました。
数年前から癌による闘病生活が続いていたのですが、今年に入ってから容態が急変。1月最後の週に亡くなったとの知らせを受けました。
葬儀に出た際の遺族の様子は、忙しさの中で意外とさばさばしている感じに見られました。もう長くはないと医者から言われていたり、自宅・病院での闘病生活が長かったせいかもしれません。
ただそれは公の場だからであって、やはり強い哀しみと、体の一部を失うかのような喪失感を感じたのではないかと想像しました。
実はですね、大人になってからの私の中では全然会わなかった分、伯母の印象はあまり残ってなくて、母方の実家といえば、今も健在な祖父*1と慶事などでよく顔を合わせる伯父の方が顔見知りで印象深かったのです。
そして去年9月の敬老の日、祖父がいる施設へ会いに行った帰りに、同行していた母に誘われて約十年ぶりに母方の実家に寄りました。その時は伯母が自宅療養していることは親から聞いていたので、小さい子供を連れていくのは迷惑になるかと思っていたのですが。
久しぶりに会った伯母は意外と元気で明るく、昔のことなど色々と話せました。娘の方も従姉に懐いてピアノを弾かせてもらったり楽しんだようです。施設の方では雰囲気に馴染めず妙に大人しかった分、はしゃいだのかもしれません。
あれから半年経つというのに、伯母と話したのがついこのあいだのような気がします。不思議なことで、死を聞いてからはっきりとかつての伯母の印象が思い浮かんできたのです。
そいでもって、吉事というのは新しい命の誕生
ってわけではなくて、2月に入って娘が4歳の誕生日を迎えたのです。
幼稚園では毎月初めに誕生会をしているせいで、去年とは違い、明確に自分の誕生日ということを意識してまして、誕生祝いを欲しがるんですわ。
ああ、ついに始まったな、と。
もっとも親バカ1号の母親は、先月に『アンパンマン大図鑑2000』が好評で品薄状態である記事を読んだ後に、本屋で偶然見つけたのでつい買ってしまったそうな。
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何を選ぶかと思いきや、「メルちゃん」というお人形さんですよ。買ったのはまだ赤ちゃんなので、ミルクあげたり髪をとかしてあげたり、一緒に風呂に入って洗ったり。女の子らしいというか、もうそんな年頃なんだなぁ。
*1:子供の頃は悪戯してよく怒られた