年上の従兄のこと

先週のはてなダイアリーのお題が「兄弟姉妹」だったことに遅ればせながら気づいたものの、特に書きたいネタはなかったのですが、兄弟ではないけれどたまに会う兄的な存在だった年上の従兄のことを書きたいと思います。


実家では長男の伯父が家を出て商売を始めたので、次男である父が家を継ぎました。
その関係で折に触れて父の兄弟家族が家に来るようになったのですが、中でも伯母の子である6つ年上の従兄には小さい頃からよく遊んでもらった覚えがあります。
まぁ子供の頃の6歳差というのは大きいので、一緒に遊ぶというよりは相手してもらったというべきか。
特に何をしていたのかはもうよく覚えていないのですが、従兄はプラモデル作りが趣味のようで、来るたびに気前良くくれたのはよく覚えていますね。
まだガンプラに触れる前の小学校低学年の私にとっては自分で組み立てるのは難しいプラモデルの数々。従兄がくれる第二次大戦モノの飛行機とか軍艦はまさしく宝物でした。いつの時代も兵器は戦争の道具以前に男子の心を掴む存在ですから。
各国の戦闘機で格闘戦ごっことかやったし、モーター付きの潜水艦をお風呂で航行させたのもいい思い出。
考えてみればその後第二次大戦モノに興味を持って戦記などを読むようになったのも、小さい頃にプラモで遊んだ影響があるかもしれません。
確か従兄が大学生くらいの時に会ったのが最後で、その後結婚して大分だったか九州の方の奥さんの実家に婿入りしたと聞いてそれっきり会う機会は無いまま。
祖父母の葬儀の時に他の従兄妹たちが集まっても、従兄は来ませんでした。


それから時が経って今、というか先月のお盆に実家に行って親から聞いた話では従兄が離婚したと聞いて驚いてます。
二人の娘さんがいるそうなのですが、従兄だけが家を出たとか。
そのあたりの事情はもとより、東京にある伯母宅に戻ったのかどうかまでは聞いてません。
かつて仲良かった従兄だから会ってみたい気持ちはなくはないですが、そんな境遇を聞いてしまったら、実際なんて言っていいかわからないですよねぇ。