メダカ増殖中

goldwell2010-09-04

メダカは水温25度以上になると産卵期を迎えるといいます。明け方頃に受精が行われ、数時間かけて牝が水草などに卵を付けるそうです。
猛暑だった今年の夏はちょうど適していたのか、うちのメダカも8月頃からぼちぼち水草に卵がついているのを見ました。しかしメダカは卵や生まれたての仔魚を食べてしまう習慣があるとか。卵は確認できるものの、いっこうに孵る様子がありません。
産卵期で食欲が増すのか、餌の数を増やしてあげてもやはり卵が孵る前に大人のメダカたちが食べてしまうようです。
↓餌をあげているところですが、すごい勢いでぱくついています。

横から見たところ。


そこで水草にいくつか卵がついているのを見つけたある日のこと、去年使った昆虫ケースに水を入れて移してみました。それで観察を続けていたら見事孵りました!1週間で5,6匹でしょうか。生まれたての仔魚は目はわかるのですが体は透き通っていてまだ魚に見えない。体長2,3mm程度でなかなか観察が難しいです。それが3日くらい経つと体長5,6mmに成長し、泳ぎもうまくなってきて少しはメダカっぽくなります。


今後数も増えていくことを考えて、思い切って別の水槽を買ってしまいました。しかも前より大きくなってる。

夏休み中、昼間は主に妻と娘が見ていたのですが、最初は面倒臭がっていた妻が今は一番熱心に見ています(笑)チェックしていて卵ができるたびに移すのでいつの間にやら稚魚が十数匹増えてる!そんなに増やしてどうするのよ。
↓卵がついた水草。白く濁ってしまっているのは孵りません。ちゃんとした有精卵はメダカの目玉みたいのが確認できます。

稚魚たちが泳ぐ水槽の様子。ちっちゃすぎて写真にうまく撮れません。


まぁ外では別の種類のメダカがいて、陶器の植木鉢とプランターを改造して2つの器で飼っているので余裕あります。大きくなったらそちらに移すしかないですな。