一応うちでは新聞を取っているのですが、隅から隅まで読もうという気も無いし時間も無いので、それなりに読むのがスポーツ面と1面。社会・経済・国際・政治面はざぁーっと流して興味を持った記事だけちゃんと読む。テレビはあまり見てないのでテレビ欄も見ない。時間にしてせいぜい15分くらい。半分も読んでいないですね。*1
だいたいネットのニュースメディアで主な出来事は知ることができるし（新聞紙で同じ内容を目にするのは翌日だったりする）、スポーツで一番興味ある野球なんかはその日の夜に速報記事で詳しく知ることができる。
全然元とっていないなぁと感じつつも惰性で何年も続いてきています。
もう、何がなんでも必要というわけではない新聞なんかやめてその分出費を浮かせることができればと思うのが必然なわけです。
しかしここで引っかかるのが新聞配布のメリットであるチラシ。引越して販売店が変わってから、同じ新聞なのに差し込まれるチラシの数が倍増しました。週末となると近辺からわりと離れた地域まで複数のスーパーが一緒に入ってくるので比較できるし*2、チラシによって存在を知った店もあったりして意外と重宝しているんですよね（代わりにどーでもいいパチンコ店のチラシもどっと入ってくるけど）。
新聞のテレビ欄と同時にチラシも見られなくなると妻が反対しそうなんだよなぁ。*3
そこで以前読んだ記事を思い出したのですよ。リクルートが始めた無料宅配サービス。
http://townmarket.jp/MP/touroku/lp01.html
以下、よくある質問より抜粋
Ｑ．どんなサービスなの？
Ａ．会員登録いただいた方に、毎週金曜日、一週間分のＴＶ番組情報紙と地域の広告・チラシを同封して、ご自宅ポストにお届けする、ずっと無料のお得なサービスです。
Ｑ．どんな広告が入るの？
Ａ．お買得情報をはじめとした、小売・量販店・飲食・サービス業など各地域の広告・チラシです。（お届けする広告の内容・業態などは、各地域・週によって異なります）
試験的な段階を経て徐々にサービスを拡大しているようです。来年には埼玉まで拡大されるかなぁ。待ち遠しい。
きっとうちみたいにこういうサービスが利用できるようになったら新聞辞めるって家は多いと思いますよ。順調にいけば、関東だけでなく全国への波及、配達間隔も週一から週二、三→日刊になるかもしれないし、他業者の参入もありえるでしょう。*4
そうすると、ますます紙媒体の新聞を定期的に取るのはある年代以上の世帯。そして法人くらいになってしまうかも。
リーマン・ショック以来、海外から始まって日本でも報じられるようになってきた新聞業界の危機ですが、これで業界再編が加速するきっかけの一つとなるんじゃないでしょうかね。
ただそうなると新聞社が提供しているWeb上の記事にもなんらかの影響が出てくるのかそのへんが気になりますね。*5
【参考記事】
はてなブックマークニュース「第2のホットペッパーとなるか―リクルートが「チラシと番組欄だけ」を無料配布」
Chikirinの日記「攻守転換のタイミング」
