YAHOO!ニュース(4/3)より「3歳女児転落死 大阪・守口のマンション4階から 両親はパチンコ中?」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070403-00000025-san-soci

2日午後3時10分ごろ、大阪府守口市藤田町のマンション4階に住む工務店経営、渡部博範さん(37)の長女、沙樹ちゃん(3)が1階の通路で頭から血を流して倒れているのを近くの人が発見、病院に運ばれたが間もなく死亡した。
守口署は、1人で留守番中の沙樹ちゃんがベランダの手すりを乗り越え、約10メートル下に転落したとみて捜査している。両親はパチンコ店にいたとみられ同署が詳しい経緯を調べている。
調べでは、渡部さん方は3人暮らしで、博範さんは午前11時ごろに外出。母親の礼子さん(42)が午後2時すぎ、沙樹ちゃんが部屋で寝ているのを確認して出かけたという。
ベランダの手すりは高さ約120センチで、礼子さんは沙樹ちゃんがよくベランダのエアコンの室外機(高さ約60センチ)に上って遊ぶため、注意していたと話しているという。沙樹ちゃんはこの春から幼稚園に入園する予定だった。
(元記事は産経新聞

転落死した女児がまさにうちの娘と同じ年齢で今度幼稚園に入園するところまで同じだけに印象に残った事件。
普段から子供を家に置いて平気で出かける親だったのか、子供が事故に遭う危険に対する想像力が欠如した親だったのか、この記事を見る限りは詳しい事情は断言できません。
もしかすると、普段はちゃんとついているのだけど、たまたまこの日は寝ているからと安心してしまったのか。
それでもやっぱりこの事故は人災であって「親が悪い」としか言いようがないです。

ベランダのエアコンの室外機(高さ約60センチ)に上って遊ぶため、注意していたと話しているという。

3歳の子供に口で注意しただけで、危険な理由が理解でき、遊ぶのをやめるだなんて思ったのでしょうか。かといって怒鳴ったり、手をあげたって、一時的に効果あっても後々を思うと逆効果。丁寧に諭すことでわかってくれる時もあるのだけど、まだまだ自分の興味があるものを見つけた時は、まわりが見えなくなるしねぇ。
こういう時ではベランダ自体に出られないようにするのがベターでしょう。補助鍵を使うとか(うちではそうしていた)。
ま、常識的なことを言うようですが、育児の為に親が自分の娯楽を犠牲にするのは当たり前。幼児と呼べる年齢のうちは親ができる限り事故に遭うリスクを減らしてあげるのが務めだと思うのです。