いつの間にか口うるさくなってしまってる

やはり男子よりも女子の方が精神的な成長が早いのか、小学5年ともなると親の言うことを素直に聞かなくなります。
よく言う口癖。
「わかってる」(→実はわかってない)
「今やろうと思っていたのに」(→大人でもやっていないことを指摘された時に使う言い訳)
「もーいい!」(正論で言い負かされると出てくる言葉)
反抗期の序章というのかな、言い合いになってくると、とにかくこちらの言うことを認めたら負けとでも思ってしまうような気がします。


世の中には子どもの資質と親の教育の賜物か、一々言われなくとも何事も要領良くこなすことができる子がいるようです。
しかしうちの娘はそんなことなく。言わなきゃ勉強しないタイプの上に不器用なもんで地道にコツコツやらなきゃ成果が出ない。
先のことを考えて計画的に行動できず目先の楽しみに走ってしまう、ごく普通の子どもですね。
親としては(かつて自分も辿ってきた道でもあるので)口を酸っぱくして言うのですが、なかなかわかってくれない。むしろそれをうるさく思っていることはみえみえです。


つい先日の話。
小学校が前期後期制になった関係で、10月に秋休みが一日あります。金曜日なので三連休になるのですね。
それはいいのだけど、なぜかすごい量の宿題が出ていたのです。
普通に考えたら丸三日間かかりそうなくらい。
前からの約束で、休みとなる金曜日を利用して仲良い友達と母子同士で東京に遊びに行ったので、実質宿題できたのは土日の二日間。
それでも娘は普段通り余裕でアニメ見たりゲームもしていたり。
土曜の時点で遊び優先だと後になるほどしわ寄せがきて大変だぞ、と言ってはいたものの「わかってる」って返すばかり。
結局、日曜夕方に終わらせる予定がオーバーして夜8時くらいまでかかってしまいました。


勉強だけでなくピアノや片づけにしても、親が「やれ」と言って素直に聞く年頃じゃないので、こっちもあの手この手でやらせるよう考えているのですが本人なりの理屈とぶつかることもしばしば。
感情的に言い合いになるのも嫌だけど、変に意地っ張りなところもあるのでこっちもイライラさせられます。
子どものためを考えてこうした方がいいよと言うこと自体が本人にとってはいつものうるさい説教と感じてしまうのですよね。
とはいえ本人に任せきりでは後から泣く羽目になるのは目に見えているので、つい暢気すぎる娘を見てると口が出てしまい、あー口うるさい親になってしまっているなと思う今日この頃です。