楽天イーグルス対西武ライオンズ(2024年8月23日・ベルーナドーム)

パリーグの日程には偏りがあって、8月はなんと楽天対西武が3連戦が3回、しかも同じ週末に組まれています。ということはローテも合いやすく、「またか」となりやすいです。
私がチケットを取った8/23(金)はその例外になりましたけど。

この日の対戦は、楽天が藤井投手。台風の影響で試合中止になったこともあり、久しぶりの登板です。西武戦は今季初めてのようですね。
藤井投手は7勝目までは順調でしたが、オールスターで満塁弾を食らったのが原因かどうかわかりませんが、後半に入ってからは未勝利。らしさがなくなって、打ち込まれる試合が目立っていました。
西武先発は松本投手。もともと先発投手でしたが、今季はリリーフに回ることが多くて、先発は久しぶりのようです。

当日は車で行ったのですが、球場のパーキングは高いので使わず、付近の駐車場をネットで予約しました。徒歩12分ほどの距離だったのですが、球場に到着した時点で汗だく。ビジター外野席に着いても汗がひきませんでした。
夕方は多少風が入ってくるんですが、やっぱり暑かったです。


仙台でのホーム観戦では内野席を取ることが多いため、やっぱり外野席は遠く感じますね。

試合開始して1回表。あっさりツーアウト。このまま無得点で終るかと思いきや、辰己選手が初球を跳ね返してスタンドイン。楽天ファンは大歓喜です。
辰己選手って、初球を長打にすることが結構な確率でありますよね。初球ストライクを取りに来る球にヤマを張っているのかなぁ。追い込まれるとあっさり三振することもあるけど。

1回裏。藤井投手は源田選手*1にヒットを打たれた以外は無難に抑えました。
藤井投手は打たせて取るピッチングと要所で三振も取れて、彼本来の投球内容が戻っていましたね。

松本投手は久しぶりの先発だったせいか、3回で降りて、継投に入りました。
4回表。2番手水上投手の変わりばなに鈴木大地選手がライト線に運ぶ2塁打でチャンスを掴みます。続くフランコ選手はショートゴロだったのですが、ショート源田選手が1塁へ投げる隙に鈴木選手がナイス走塁で3塁へ。
そして小郷選手。うまくすくい上げてライト前へのタイムリーヒット! 欲しかった追加点が入りました。

その後は両チーム無得点で2-0のまま続きます。7回から楽天は藤井投手に代わって藤平投手が登場。ここから勝ちパターンに入ります。
7回は何事もなかったのですが、8回裏に鈴木翔天投手がヒットと四死球で満塁のピンチを招いてしまいます。今季の鈴木翔天投手は抜群の安定度で、防御率1点台前半だったのですが、死球を与えて動揺したのでしょうか。結局押し出しで1点を与えてしまいました。
後から思えばここが試合が決まるポイントだったかもしれません。二死満塁のピンチ。代打で登場した栗山選手をショートゴロに抑えてチェンジ。楽天ファンとしては安堵が漏れました。

9回表に楽天は二死ながら1,2塁のチャンスを作ります。ここはぜひ1点でも取っておきたいところ。しかし、途中出場の田中和基選手が見逃し三振。溜息しか出ません。同じ三振でも、せめて振って欲しかった。
9回裏はもちろんクローザーの則本投手。ヒット一本許したものの、無失点で切り抜けて2-1で勝利を掴みました。結局薄氷の勝利だったと言えたでしょう。

これで楽天イーグルスは4連勝。藤井投手は6回無失点で8勝目。則本投手はリーグ独走の25セーブ。3位ロッテが負けたこともあり、2ゲーム差に詰め寄ることもできました。楽天ファンとしては良いことづくしの試合でしたね。
もっとも大事なのはカード勝ち越すこと。できれば3連勝して3位に肉薄したい。来週は現時点で2位日本ハムの対戦が控えていますから。

*1:この日は技ありの安打2本。先日はサヨナラタイムリーを放っていたし、西武打線で一番厄介かも、幸いなのはチャンスに回ってこなかったこと。