夫であるべきこと

母親にとって、子供はいくつになっても子供。らしい。
同時にいい年こいたおじさんになっても母親はウィークポイントなのかもしれない。
ドラマなどでは、人質を取って立て篭もった犯人への説得や、取調室にてなかなか口を割らないに容疑者に対して肉親(特に母親)を持ち出す場面がよく見られる。


アリスさんの「夫から息子へ」の記事を読んだ。
http://sarusarube.hatenablog.com/entry/2012/09/03/165300

「姑と同居してから夫は変わった。
それまで夫だったのに、「息子」になってもた。

そうなってしまうことに理解はできる。
だけど、結婚している身としてはいいはずがない。


うちは一度引っ越しをしたが基本的に近距離別居である。
どちらの実家にも近いから盆正月彼岸の行事以外にもそれなりに行き来はあるが、一番接触が多いのは私の母親。孫ができて回数が増えた気がする。
そうなると、表面上はなにもなくてもストレス抱えるのは妻の方。
最初は中立の立場でいた。どちらに対しても客観的であろうとした。
だけどそれは間違いであった。
家庭を持った場合、夫は母親よりも妻の側に寄った方がうまくいく。
妻の言葉に耳を傾けていたつもりでいても、それに気づくのに数年かかった。


自分の親だから大事にするのは当然?
それはそうなんだけど、一番大事にすべきなのは自分の妻子であると思う。