在宅勤務(テレワーク)に入って3週間

新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、4/7に東京都の緊急事態宣言が発令されまして、その翌日から私も本格的にテレワークに入りました。

テレワークとは・・・一般社団法人 日本テレワーク協会

社内でも3月以前からテレワークに入る人は徐々に増えていましたし、3月下旬から出社するにしても時差出勤となりましたが、緊急事態宣言後は原則として出社禁止となってしまいました。
そうして完全に自宅で仕事をするようになって約3週間の今の状況を書いてみます。

いつもPCを見ている場所はリビングなのですが、さすがにそこでは集中できなさそうなので、半ば物置と化していた部屋を片付けて一人籠るようにしています。
また、いつ出社することになってもいいように、会社に行ける服装*1に着替えて、なるべく出勤時に近いような感じで支度していました。
お昼や休憩時間も会社にいる時と同じようにとっています。
すでにテレワークに入っていた人から少しは聞いていましたが、やはり自宅で仕事するようになると、いろいろと違ってくる点が出てきますね。
以下、箇条書きで。

【問題点】
・体力を使わなくなる。もともとデスクワーク中心で運動不足を自覚していたが、それでも家もしくは会社から駅までの距離を歩いていたのが一切なくなる。このまま続けていたら、太るんじゃないかなぁ。
・仕事とプライベートとの切り換えがつきにくくなる。とりあえず定時で席から離れても、メールが気になって夕飯後にまた覗いてしまったりする。
・精神的に疲労するのは変わらないので、自分でリフレッシュすることが必要。

【良かった点】
・通勤がなくなったので、朝晩の時間の余裕ができて、睡眠時間は増えた。満員電車でイライラすることがなくなったのも大きい。
・お金をあまり使わなくなった! お昼を用意するのが面倒だが、昼食代が浮く。*2
・先週、妻が腰を痛めたが、平日であっても家事のほとんどができた。
・常に家にいるので、宅配が必ず受け取れる。

その他、盲点や意外な点として・・・。
娘も休校で在宅なので、毎回家族揃って食事するのにちょっと違和感がありました。
これ、うちは家族がいるからいいけど、一人暮らしだと誰とも喋らない日々が続いてしまいそうですよね。
専用アプリを使って業務的な電話はしますけど、近くの席の人との雑談がなくなったので、喋る機会は減ります。その代わりにうちは家族とは話せますが。
外出自粛が叫ばれる中、場所によっては人が集まっていると聞くけど、感染のリスクよりも精神的な安定を優先しちゃうのかもしれない。
同僚の一人からラジオや音楽を聴きながら仕事をしていると聞きました。
そういうリラックス方法もいいですね。

また、私の一番の趣味である読書ですが、通勤電車内や早く帰れた時にカフェで読んでいました。自宅では夜眠れない時やもうすぐ読み終わる本の続きを読むくらい。むしろPCでネット小説を読んでいました。
習慣というのは大きいもので、自宅にいると意外に本を読まないんですよね。
だから、今月に入ってからまだ2冊しか読み終えていません。

テレワーク関係の記事を読んだら、不安を感じている人が多いようで。
「会社員に聞くテレワーク中に感じる不安TOP3、3位出社する同僚の仕事負担増、2位さぼっていると思われること、1位は?」
会社にいるのとは感覚が違うせいか、カメラ越しに見える女性に対するテレワーク・セクハラなんて記事も見つけました。
ちなみに私の場合、勤務開始・終了のメールはしていませんが、Outlookで不在かどうかはわかるようになっています。
また、専用ソフトによる電話やチャットは利用しますがカメラで映すことはないんで、どんなだらしない恰好でも見えないのは助かります(笑)


4月初めの時点では5/6まで自宅待機となっていましたが、一向にコロナ感染の収束が見えない状況であり、5月末まで延びそうな気配です。
個人的にテレワーク自体は歓迎なのですが、続けば続くほど前のような出勤に戻った時が心配に思えてくるのでした。

*1:スーツではなくビジネスカジュアルな私服

*2:よく利用している店も売上減るだろうから気になるが…。