師走

12月に入って半ばくらいから年の瀬が迫ってくる感じがなんとなく好きだ。
クリスマスが過ぎると一夜にして街は一斉に新年を迎えるモードに変わる様を見るのも面白い。
むろんこの時期は何かと忙しいことは忙しい。
年賀状作成とか大掃除とか年末年始のための準備に買い物(色々と物入りだ)など主に家のことでだが。うちの方は年内に雪が降ることは滅多にないけどタイヤ交換やフローリングのワックスがけも12月に行うことが多い。
一方、仕事で12月が大変だったという記憶はあまり無い。むしろ年末は人も少なくなって意外と暇になる(逆に忙しいのは年度末ね)。唯一の例外は2000年問題の時だったな。
個人的には通勤電車が空いてくるのも嬉しいことだ。

年末の諸々のことを大晦日の夕方までに終え、夜は家でテレビを見たり食事してくつろぎ、今年も無事歳を越せたねとほっとする時間である。夕飯はもちろん年越しそばだし、知らない歌手や歌も多いけど紅白も見てる。
おそらく非日常的でありながら毎年恒例のイベントだからなんじゃないかと思ってる。
毎年の行事ごとを無事こなすことに安心するのは自分がおっさんである証拠なのかも。
そういう意味では季節は違えどお盆と年末年始は似ているのだけど、うちの場合遠く離れた故郷に帰省することが無い。
その分、お盆よりも年末年始の方がいろいろやることがあってイベントらしさがあるのかもしれないなと思ってる。