ながら歩き

ペットボトルがまだ無かった学生時代。
今ほどコンビニが多くなくて、出先の飲み物と言えば自販機で缶ジュースをよく買っていた。瓶もあることはあったが、あまり種類は多くなかったかな。
ペットボトルのように蓋をして持ち歩きができないために飲みきるようにしなきゃいけなかったが、その場で飲みきらずに歩きながら・時には自転車で走りながら飲んだりしていた。
これは個人差あって、「飲みながら」はできないって人もいた。
揺れている状態では口からこぼしそうだから、とかそんな理由だったと思う。
さすがにお行儀良いものではないので今はしていないが。

時代が変わって今。
街へ出ればスマホ見ながら歩きしている人を頻繁に見かける。
道路でスマホ見ながら自転車乗っている人もたまに見かける。
駅などでは本や雑誌を読みながら歩いている人さえ見かける。
なんでみんな落ち着いて見られないんかな~。

自分は一人で行動する時はさっさと早く歩くタイプ。
短い時間ならば通話しながら歩きはあるけれど、メールの確認とか書き込みとか歩きながらケータイを操作することはしない。
人ごみの中で見ながら歩きしている人はちゃんとよけて歩いているつもりなんだろうけど、絶対気づいていない。周りがよけてくれているんだって。
実際ぶつかる人もいるわけで、駅のホームに立った時に横からスマホ見ながら歩きしている人にぶつかられたことがある。
見ながら歩きが辞められない人の多くはおそらく依存症。
私にぶつかってきた人も運が悪かったくらいにしか思ってなくて、本当に痛い思いをしないと辞めないんだろうなぁ。