真夜中の痛撃

昨夜は寝ようと思った直前に、やらなければならない用事を思い出し、そうこうしている内に実際に布団にもぐったの時には1時近くになってしまっていた。
元々寝つきは悪いたちである。しかも昼間に娘と一緒に2時間も昼寝してしまった為になかなか眠れない。こんなことでは翌日の仕事に差し障りがあると、と焦れば焦るほどドツボにはまって尚更眠れない。


それでも何とか眠りに入ることができた真夜中に私を襲う魔の手が!
前触れもなく突然、後ろから寝ている私の脇腹のあたりをくすぐられたのである。こんなことをするのは隣の布団で寝ている妻しかいない。時々寝ている人の顔をいじくって遊んでいると前に聞いたことがあるし。
まぁ私も妻のイビキがうるさい時に鼻をつまんだりするのでお互い様であるが、何もこんな時にくすぐらなくてもいいだろうが。
それに脇が私の弱点ということを知悉している奴しかいないはずだ。身をよじっても布団の中のことで逃れられない。そのうち調子に乗って、贅肉がつき始めた腹の肉をつねったり、鼻の穴とか口に指を入れ始めた。



凸(゜皿゜メ)もう我慢ならない
まずは指を思いっきり噛み、ひるんだ隙に右手で突っぱねてみたが、なぜか手ごたえが無い。
怒りに我を忘れた私は普段の温和な私ではなく冬眠を妨げられた真冬の羆のごとくの凶暴さで、妻めがけて思い切り裏拳を見舞った!(〇∀゜)=〇)д゜)・∴
ガシッ!!
見事に頭に命中!同時に「痛った〜い」の声が。ふんっ!私の眠りを妨げた罰だ。しかし当たったのが頭だったので私の手までも痛い。


何?何が当たったの〜」・゚・(つД`)・゚・
・・・何だか声を聞くと寝ぼけまなこにような、突然の出来事にうろたえているような・・・。ちらっと振り返って見ると、向こう側を向いて頭を押さえている。
おかしいな。くすぐっていたのならこちらを向いているはずなのに・・・。


あ、もしかしてあれは?( ̄□ ̄;)!!サァー


そして当夜だけでなく翌朝もひたすら謝罪する私がいました_| ̄|○