前に4月から在宅勤務になったことを書きました。
「在宅勤務(テレワーク)に入って3週間」
ゴールデンウイークも近場の買い物以外に出かけることもなく、ほとんど家で過ごしていたわけです。
つまりは家で使える時間が増えたわけで。
こういう時こそ、今まで時間がなくて観たくても観られなかった作品を観よう!
というわけで、以前から有料会員に入っているAmazon Prime Video*1の活用、およびTSUTAYA DISCASの一か月無料会員になってみました。
https://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/dvd/top.do
そうして選んだのはアニメ作品ばかり(笑)
若い頃ははそれなりにアニメを観ていた方ですが、就職・結婚を経て減っていきましたが、娘が成長すると逆にプリキュアを始めとするアニメ番組を付き合いで観たりしたものです。*2
NHKを視聴する機会が増えたことで『メジャー』、『ベイビーステップ』といったスポーツものも観ましたね。
去年から今年にかけて、自分から興味を抱いて観ていたのは『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』と『私、能力は平均値でって言ったよね!』くらいかな。
ここ4,5年はたまにしか観ていなかったアニメですが、それが一度観始めると止まらず、この2か月近くは今までにないくらいの勢いでアニメを観てきました。
そこで、一覧と個人評価(5段階評価)と簡単な感想を書いてみます。
(amazonのリンクは評価4以上のみ)
- 発売日: 2017/07/26
- メディア: Blu-ray
いい歳したおっさんが恋愛を扱った作品を観に映画館まで足を運ぶにはちょっと抵抗を感じてしまうもの。*3
しかし、この度TSUTAYAの宅配レンタルにてようやく観ることができて一言、「もっと早く観れば良かった!」
今更になって事細かに書くことはしないけど、とにかく最高だった。
最初に観た時は時系列が飛んだり戻ったりして、いまいち不明だった部分もあり、気になって2回観てしまった。
ちなみに家族で観て、妻も娘も面白かったそうだけど、自分が一番どハマりしたかもしれない。
ラストを迎えた後の余韻が非常に心に響いたためか、後からいろいろとネットで読みまくってしまうほどだった。これだけ引きずった作品は久しぶり。
実は単なる恋愛ものはあまり観る気はしないのだけど、現代をベースにしつつも時空を超えた繋がりといったSF的な現象を取り入れられた作品は大好きなんだよねー。*4
あともう一つ。
作中でヒロイン出身地である飛騨の方言(語尾が「~やよ。」など)が『陶都物語~赤き炎の中に~』の登場人物の言葉遣いを思い出して*5、個人的に親近感が湧いたのもあった。
『言の葉の庭』(★★★)
『君の名は。』に続いて新海誠監督作品を観ようと思って選んだのはこちら。*6
劇中の大部分が都内における雨の描写なのだけど、それがまことに美しくて叙情的。雨の日の公園でベンチに座って眺めてみたくなった。
主人公二人には12もの年齢差があるが、年上に憧れるのは思春期の男子がかかる”はしか”のようなものであるし、現代の激務職である教師にとっての癒しとなった関係が描かれたのは良い。
ただ、その後を想像に任せるには物足りなかったかな。まぁ、46分程度と短くまとめられているので仕方ないかもしれない。
◎小説家になろう発
『ありふれた職業で世界最強』(★★★)
原作本編は読んだ。大事な序盤が省略されているのは気にかかったが、全体的にまあまあ楽しめた。
たぶん、中二病的なアレコレを受け入れられるかどうかで楽しめるか白けるか分かれるんじゃないだろうか。
『八男って、それはないでしょう!』(★)
原作はほぼ読んだ。絵はいいんだけど、原作の設定やら事情やらストーリーまで何もかも省略しすぎでわけがわからなくなっている。西欧風世界なのに説明もなく和食が出てきたあたりで吹いた。*7 途中で観るのをやめた。
『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』(★★★)
原作は読んでいない。いわゆるVRMMOもの。序盤から突っ込みどころ満載。ゆるーい感じで進んでいくのかと思いきや、後半はロボットまで出てきた上に熱い展開で驚いた。
周りを固める主要キャラたちもどこかで見たような人物像なので新鮮味はなかったが、最後まで楽しんで観られた。
『魔王様、リトライ!』(★★)
原作は読んでいない。いわゆる勘違い系として楽しむものなのかもしれないけど、なんとなく途中で観る気が失せてしまった。
◎その他、懐かしいタイトルなど(思い出補正で評価が甘くなったと思う)
『行け!稲中卓球部』(★★★★)
放送開始20周年記念企画 行け!稲中卓球部 DVD-BOX デジタルリマスター版【想い出のアニメライブラリー 第57集】
- 発売日: 2016/05/27
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原作にあったような下ネタや過激ギャグがソフトに表現されていたのは仕方ないかな。
やっぱり前野を始めとするキャラクターがいずれも強烈で、今でも充分楽しめた。
卓球部の5人だけでなく、京子、ちよこ、鬼頭先生といった女性陣が実に個性的というかぶっとんでいて笑えた。
『劇場版シティーハンター 〈新宿プライベート・アイズ〉』(★★★★)
劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>(通常版) [Blu-ray]
- 発売日: 2019/10/30
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声優陣および主題歌挿入歌テレビ放映時のまま採用されていることがすごい。*8
”もっこり”を始めとする冴羽リョウの格好いい時との落差。それとハンマー女こと槇村 香とのコンビも健在なのが懐かしかった。もちろん、海坊主や冴子といった脇を占めるキャラも光っていた。
原作の舞台は1980年代だけど、本作ではバーチャル伝言板やドローンなど、公開された2019年らしさをうまく取り入れていたと思う。
内容は東京都内での派手な銃撃戦など、いろいろとぶっとんでいる部分があるのはシティーハンターらしい。
喫茶店のオーナーとして、キャッツアイの3姉妹がゲスト出演したあたりは同一作者ならではで嬉しかった。
『パプリカ』(★★★★★)
- 発売日: 2007/05/23
- メディア: Blu-ray
夢を扱っていることもあって、筒井康隆らしいはちゃめちゃぶりとエロス溢れる原作であったが、そこはアニメ映画としてわかりやすく表現されていた上にストーリーもうまくまとまっていたように思う。
キャラクター像として、千葉敦子はイメージ通り。最初パプリカはちょっと違う気がしたが、観ているうちに違和感がなくなった。
それに千葉敦子/パプリカ(林原めぐみ)、時田(古谷徹)*9、粉川警部(大塚明夫)などの実力派声優陣による演技も良かった。
筒井康隆も絶対出ているだろうと思ったらやっぱり(笑)
これから観たいリストとしては、5/27にレンタル開始された『天気の子』、ずっと前から観ようと思っていた『僕だけがいない街』、『新世界より』あたりを考えています。
それと、アニメ以外ではスティーヴン・キング原作の『ペット・セマタリー』とかホラー映画を観てみようかと思ってます。