久しぶりの母校

実は中学3年となったうちの娘は今年受験生。
このダイアリーを始めた当初はまだ幼児でしたので、時が経つのは早いものです。
もともとのんびり屋なんですが、やっぱり夏休み明けくらいから受験を意識してピリピリし始めてきてますね。
公立の第一志望は二年の時から早々に決まっているのですが、併願の私立はまだ迷っている様子。
今は昔と違って高校の説明会が公立私立に関係なく行われていて、9,10月は月に三回も行っています。
第一志望の公立校には妻と娘と3人で行きましたが、他の高校はほとんど妻が一緒に行っています。
つい先日、第一志望とは別に公立の中で候補に入れている高校の説明会に行くことになりました。
埼玉県内でも古くからある伝統校で、かつ私の母校でもあります。
ということで、「あなた、連れて行ってよ」と頼まれて20ん年ぶりに母校に行ってまいりました。


うちからだと通勤で使う上り電車とは逆の下り方面なので、まずそっちに電車に乗ること自体が久しぶり。
駅に着いてから徒歩で15分ほどなんですが、3年間通っていたのに道が思い出せない…。
とはいえ、同じように中学の制服を着た親子連れがぞろぞろと歩いていくので、付いていく内に風景を思い出していくといった感じでしたね。
寄り道したことのあるファーストフード店やゲーセンや本屋が無くなっているし。
駅前のコンビニはさすがに残っていましたね。7・11は強い。


さて、説明会は校長による長い割りにはあまり中身の無い挨拶に始まり、教頭による無難な学校説明。次に生徒会長による一年を通じた学校生活の紹介。最後に海外留学に行った女子生徒の体験記までスライドを使用して行われました。
正直言うと、先生よりも生徒の話が良かったね、と後で娘と言い合いました。
体育館での説明が終わると、三十数名ごとに生徒が引率して学校案内。
正門から入った時にはあまり変わっていないように感じられましたが、やはり中身はだいぶ様変わりしていましたね。新しく建てられた施設もありましたし、校舎内も改修されていました。20ん年の年月はやはり長かった。
それでも伝統校らしく、全体的に歴史の重み(言い換えれば古めかしさ)を感じます。
体操着は変わっていましたが、制服は自分の時と同じまま。
学校内を歩いている内に自然と自身の高校時代を思い起こしてきて、ノスタルジックな気持ちを抱いていました。
同時に中二病ならぬ、高二病に罹ったような恥ずかしい過去までいろいろと思い出してしまい……。
とはいえ、全体的に見て母校は良い学校だったと思います。
それを娘には伝えておきましたが、やっぱりもともとの第一志望があるだけに同窓生となる可能性は少なそうです。