初めての網戸張替え

今の住まいには十年ほど住んでいますが、猫を飼い始めてからあちこち爪の被害が目立つようになり、よく柱を傷つけられたものです。
数回壁紙の張替えや保護用の透明シートを貼って修復。
今でもたまに爪を立てたりしていますが、縦置き用の爪とぎを置いてから被害は減少しました。
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その一方で猫がよく外を見ているのですが、時々網戸に爪が引っかかって、網目が広がってしまったのが何か所も。さらに端が外れてしまった個所も。

これじゃあ、虫が簡単に入ってきてしまうということで、今年張替えを決意しました。
網戸張替えって面倒くさい・時間がかかるというイメージで、なんとなくハードルが高く感じていたのですが、実際に張り替えている動画を見た感じでは自分でもできそうかなと。
それでホームセンターに行って、張替えセット(880円)と網戸を買ってきました。
網戸はだいたい300円程度から1000円以内といったところ。猫の爪でも簡単に網目が広がらない頑丈さをうたっているのが2000円。
あんまり安すぎても心配ですが、初めてで高価なものだと失敗した時がショック。
ということで600円程度のを選んできました。
張替えセットにはゴム、ゴムを嵌め込んでいく器具、専用カッター、仮押さえ用のゴム、解説用DVDがついていました。


まずは網戸を押さえていたゴムを取ってから古い網戸を外します。マイナスドライバーを使えば簡単に取れます。



外側に面していたこともあって、剥がした溝に土埃が溜まっているので、古い歯ブラシで掘り出したり掃除機で吸い取っておきます。
溝がきれいになったら、新しい網戸を被せてみます。
たいていはみ出るくらい余裕があるはずですが、うちのはやや高さがあるのか、上下が少ししかはみ出ませんでした。
張替えセットに入っていた丸いゴムで二か所を仮押さえ。

新しいゴムを用意して、角にL字に嵌め込みます。

そこからローラーを使って、溝に沿ってぐいぐいとひたすらゴムを嵌めていく作業。前半の二辺は気を遣わずに嵌めていくだけなので意外と楽しい。


半分ゴムを嵌め込んだら、後半戦。ここからは網戸のシワやたるみを伸ばしていきながらゴムを入れていきます。
この際、あまり力を入れすぎるとなかなか進まないので、軽く手を添えて伸ばす程度の方が良さそうです。


初めての割にはぴんっと張れていました。
最後までゴムを嵌め込んだら、適当に隙間を残してカッターでゴムをカット。
ゴムが浮き出ていないか、もう一度全部ローラーで押し込んでいきます。
そして余った網戸を専用カッターでカットします。
これが網戸とサッシが水平なら良かったのですが、うちのは段差があるためにきれいにカットできません。

ものの見事に余ってしまいました。そこは普通のカッターで力を入れすぎないよう軽く当ててカットしていきました。

カットしていく過程でちゃんと嵌まり込んでいないゴムが浮いてきてしまうので、再度押し込んでいきます。特に角の部分は要注意。
全てちゃんとゴムを押し込み、網戸のシワやたるみが無いことを確認して完了。

時々DVDを見て手順を確認しながらということもあって、トータル一時間半かかりました。
慣れれば一時間くらいでいけるでしょうか。
うん。やってみればできるものですね。


ただ、今回は必要に迫られて衝動的に買ってしまったというのもあるんですが、本当は買う前に網戸のサイズや色はよく確認した方がいいです。
なんせ、うちの場合は元の網戸は遠目には黒に見える焦げ茶だったのに、買ったのはグレー。外から見ると、明らかに色が違うのがわかってしまうので・・・。