函館旅行(9/13〜15)2

(昨日の続き)
二日目午後のコースは五稜郭です。
五稜郭自体は以前訪れたので、内部見学はやめました*1が、せっかくだから五稜郭タワーには上りました。
http://www.goryokaku-tower.co.jp/


五稜郭タワーから眺める函館山と市街地・湾内。

タワー自体は50周年ということで、前回来た時はこじんまりした印象だったのですが、今はすっかり綺麗になっていて、お店もいろいろあって広々としていましたね。
その次は有名じゃないけれど意外に訪れた人のレビューが好評だった函館市北洋資料館。
http://www.zaidan-hakodate.com/hokuyo/
北洋漁業に関する資料がたくさんありました。
入り口でいきなりシロクマやトドのはく製が出迎えます。
昔の漁道具、写真に説明パネル、船の模型などが多数展示している他、漁船体験に鯨漁に関するビデオなど。
ビデオはいかにも昭和に作られたっぽくて古いのですけど、それが逆に味があって良かったです。娘も飽きずに楽しんでいましたね。
人が少なかったせいか、職員の方が親切に解説してくれました。
二日目夜は函館山に登る予定なので、早めの夕飯ということで、今度は妻の希望で回転寿司(昼に海鮮丼食べたのに)ということで、五稜郭公園近くの函太郎。
http://www.kantaro-hakodate.com/
17時半にして結構並んでいたので人気なんですね。
いや実際美味しかったですよ。
ネタも大きくて(時間が早かったのもあって)普段10皿以上いくところが8皿でストップでしたから。
鮭も美味しかったけど、〆に食べた生さんまも他では食べられないほどの妙味だったなぁ。


夜は函館観光のメインと言っていい函館山からの夜景を見に行きました。
http://www.hakobura.jp/db/db-view/2010/10/post-2.html
夜間は頂上までマイカー規制がかかっているので、時間を取るならロープウェイ*2、安さでいったらバス。あるいはタクシー貸切となります。
うちはバスにしました。
駅前19:30出発とピークを過ぎたようで行き帰りは座れたのですが、やはり頂上の展望台は混んでいました。夜景を楽しむために周囲は暗いので、親子連れははぐれないようにしないと。
展望台上るのに待つのかと行列並んだら、それはロープウェイの列(その時20分待ち)だったと気づいて恥ずかしい思いも。
夜景自体は天候もよく、来た甲斐があったと思えるほど美しかったです。

しかし最上階の最前列では見るのに待たなきゃいけないし、押し合いへしあい状態でじっくり夜景を堪能することはできないですね。こればかりは時期を選ばないと。

三日目

最終日なので駅でいったん荷物を預けた後、市電*3で元町エリアに移動です。
事前に観光スポットを調べて一番に行くことにしたのが旧函館市公会堂。
http://www.hakobura.jp/db/db-view/2011/04/post-59.html
9時からオープンしていることと、市電停留所から離れているので、ここから駅方面へ戻るように移動していこうと考えたので。


お洒落な洋館で、外観も内装もなかなか見ものですが、なんといっても娘がいたく興味を示したのがハイカラ衣装ですね。
家族揃って申し込んでいた人たちもいましたが、さすがにうちは娘だけお願いしました。
ちらっと貸衣裳を見たけど女性用は子どもから大人まで色とりどりのドレスが用意されてているのに、男性は黒のタキシードだけですから…。
やはりこれが目的で来る人が多いみたいで、9時過ぎですでに待ち状態。
ヘアメイクが追加料金で頼めます、服装に合わせて髪型もそれらしくしてもらった方が見栄えいいんでしょうな。着替え後、20分間自由に館内を移動できます。
まるで舞踏会に出るような装いで子どもも大人びて見えましたねー。

館内のあちこちを回って写真撮影しました。高台にあるだけにバルコニーからの眺めも良かったです。


次に目指したのがこれも娘の強い希望で、はこだて明治館内にある手作りオルゴール工房。
http://www.hakodate-factory.com/meijikan/

曲と容器に店内にあるガラス細工を組み合わせて好きなオルゴールを作れるというのです。
行かなかったけど2階はテティベアやジブリの展示もしているらしい。

↑2階にトトロが横向いてます。
とまぁこ本日のメイン二か所は娘が中心で妻が付き添い、待ち時間が長かったので私はほとんど別行動取って一人で見物していたのですけどね。

↑鋭意制作中。
こうしてできあがったオルゴール(左に写りこんでいるのは私が買ったイカのストラップ)。

イカラ衣装とこのオルゴールは娘にとって函館の良い思い出に残ることでしょう。
ちょうどお昼どきになって食事処を探すも時間的にどこも混んでて、たまたま前日のお昼と同じきくよ食堂のベイエリア店があまり待たず入れそうなのでそこにしました。
朝市の方はいかにも昔ながらの食堂でしたが、こちらは店内も広くてファミレスに近いですね。メニューも丼もの以外に豊富に選べます。
続けて生ものだったこともあって、私は外食では珍しく天ぷらを選びました。
蟹の天ぷらは初めて食べましたが美味しかったです。

まだ娘の友達へのお土産買わなきゃいけなかったので、興味があった赤レンガ倉庫群に行ってみたのですが、ちょっとこれは失敗だったかな。
倉庫が複数あって広い(かつ混んでる)ので探すのに一苦労。
ショッピングモールとして様々な店舗が入っているので、単にショッピングと食事を楽しむのならいいのかもしれない。あと事前に目当ての店も調べておかないとね。
結局はこだて明治館まで戻ってお土産を買いました。
もう一箇所くらい寄りたかったのですが、帰りの特急の出発時間から逆算するとどうにも厳しくなっていました。ハイカラ衣装の関係で予想以上に時間取られたのが想定外でした。
個人的に行ってみたかったのが、函館市北方民族資料館、旧相馬邸などです。こういう場合、父親の希望が後回しになるのは仕方ないことです・・・。
西波止場にて函館の港に別れを告げました。


今回の旅行の総括としては、3回目ではあっても車で初めて訪れたところあり、同じ場所でも様子が変わっていたり、変わらない魅力もあり、充分楽しめました。
ただやっぱり連休の観光地は混む!
うんざりするほどの混雑ではないのですが、団体客とかちあっちゃうと面倒かな。
もし次来れるとしたら平日にしたいなぁ。それはそれで休業日のチェックは必要ですけどね。
天候には恵まれた分、市街を歩いていると暑くて、日中は埼玉とあまり変わりなかったかな。恵山とか大沼はさすがに涼しかったです。

*1:中に新しくできた函館奉行所は気になったが

*2:実際、行楽シーズンでは乗るのに何十分も待ったり登山口から歩いたりバス使うことを考えたらあまり時間短縮にならない

*3:1回あたりの乗車賃は210〜240円。3回以上乗る場合は一日乗車券(600円)がお得だし小銭を用意する手間が省ける