食事の量に関する考え方の違い

土日祝は妻がパートに出るので私が食事などの家事を行い、それ以外の平日は妻が家事を行う、というのが娘が生まれて半年後くらいから定着した我が家の習慣。
食事に関してそれぞれの好みや得意不得意でいろいろと違いは出てくるのだが、以前から感じていたのが量に関する考え方の違い。

私はなるべく人数分ちょうどになるように作る方。
まぁご飯はおかわりや翌朝の分も考えて炊くとか、材料の関係でおかずを多く作ってしまうことは時々あるが。
それに対して妻は意図しておかずや汁類も多めに作っているらしい。それ絶対に多すぎて余るだろう?ってくらいたくさん作る。
しかもカレーのように始めから二日分作るというわけではなく、次の日は別のおかずを用意するが、前日のおかずが残っているから一緒に食べようってなる。そして結局また残る。
以前、指摘した時に返ってきたのは「だって足りなくなったら嫌だから」という答え。
要は食事を提供する側として、「もっと食べたい。足りない。でも食べるものが無い!」という状況になるのだけは避けたいらしい。
実際のところ、おかずが足りなくなってもご飯さえあれば適当に食べられるんだが。
むしろ余ったおかずや汁物を翌日以降に食べきれずに結局捨ててしまったりすることを何度か目にしているので、その方がもったいないと思う。

考えてみれば、妻の実家に行って食事をいただく時はお盆や年始で集まる時だけでなく、いつも食べきれないくらいの量が出てくる。
そりゃ客に対するご馳走と家庭料理は違うのだろうが、もともと妻の実家はおかずを多めに作る傾向があったのかもしれない。
生まれ育った家での食習慣というのは、良くも悪くも深い影響を与えるものだから。

そう考えると娘が将来結婚してどういう家庭料理をすることになるのか、そのあたりの責任は私たちにあるわけで。
手伝いはよくしてくれるので、少なくとも料理は好きにはなりそうな気がするが、同時に食いしん坊(炭水化物大好き)のまま大きくなりそうな気がしないでもない。