朝起きたら朝ごはん

何はともあれ起きたら食べずにはいられない。それは遅い時間であっても関係無し。
別に朝食は白い飯に味噌汁!とか拘りがあるわけでなくて、何でもあるものを食べる。
忙しい朝は手早くできる納豆や卵かけごはんなどがちょうど良い。
ご飯が無ければトーストと牛乳でも良い。
麺類だっていける。腹持ちは悪いが。
朝食を抜かなければならない健康診断の日だけは我慢しているが、習慣でつい食べそうになってしまう。

自分にとってはそれは当たり前のことだったが、世の中には起きてすぐに食べられない人がいる。
それどころか朝食抜きが習慣となっている人さえいることを知って驚いた大学時代。
向こうからすれば起きてすぐにもぐもぐ食べられる私の方こそが驚きだったらしいが。

現在、5分10分程度の差だが平日に一番早く起きることが多いのは私である。
かつて妻が先に起きて用意してくれていた時期もあったが、ここ数年は自分で食べる分は自分で用意する(すぐ食べたいから)→小学校にあがった娘もほぼ同じ時間帯に食べるのでついでに用意してあげる流れになっている。妻だけは起きてからコーヒーを飲むだけで30分くらい経たないと食べない。

しかし去年から誰よりも早く朝ごはんにありつく存在ができた。
そう、猫である。
まず起床のアラームと同時に鳴き始める。
台所で自分の分を用意しようとするとまとわりつき、声としぐさで早くごはん寄越せとせかす。
落ち着かないので、先にあげることにする。
そして飼い主が朝食を食べている頃にはもう落ち着いて、寝そべってこちらを眺めているのである。
まったくいいご身分である。