飛騨高山旅行(11/11〜13)前編

直前になって娘が風邪気味で医者に行って薬をもらい、かつ天候も気がかりな中、飛騨高山への旅行に出発しました。
埼玉から群馬の途中まで一般道を通り、碓井峠越えを前にして妙義松井田ICから上信越自動車道、長野自動車道と乗り継ぎ、松本ICから国道158号線を通って高山へというルート。
はじめ日中いっぱいは天気がもつという予報でしたが、午後に入った頃から雨が降り始めてきました。それに途中休憩で車から降りてみると震えるほどの寒さ。高山に近づくに連れて激しくなる雨。今回ばかりは天候には恵まれないのかなぁ。
高山市内に入ったのがお昼をだいぶ過ぎていたこともあってお腹すいたので(途中軽く食べてはいたけど)、まずは高山ラーメン
郊外にあることもあって、わかりやすく駐車場も広い板蔵ラーメンに行きました。
雨が激しい時間でしたけど、ちょうど日曜日ということで観光客で混んでいましたね。
↓私が頼んだ中華そば(大盛)

確かにあっさりしょうゆ味に細いちぢれ麺。スープはおいしかったです。でも麺が味が染みやすいちぢれ麺のはずなのになんかイマイチ。そのへんのスーパーで安く売ってそうな麺って感じでした。
ラーメンの製造工場も見学できたのですが、たまたまメンテナンス中らしくて動いてなかったです。
その後の予定ですが、個人的には飛騨大鍾乳洞に行きたかったのですけどね。ちょっと時間的に微妙だったので市街地方面にあるもう一つの予定地・世界の昆虫館「ちょうの館」に向かいました。

最初、娘は「え〜虫ぃー?」と消極的。こっちもさほど大きな期待をしていなかったのですが、それは良い意味で裏切られました。
館長の趣味で始められたそのコレクションは、その数標本箱2,000箱,3万種,10万頭。
日本だけでなく世界の珍しい蝶の標本は圧巻。蝶で作られたモザイクに目を奪われました。

二階はカブトムシ・クワガタ、カミキリムシ、玉虫それにゾウムシやゴミムシといったミリ単位の本当に小さい昆虫までよくぞ集めたものだと思います。


屋上は「リスと遊べる森」となっていて、シマリスが放し飼いになっているらしいのですけど、残念ながら10月中旬に冬眠に入ってしまっているので会えませんでした。娘が楽しみにしていたのですけどね。
ここは飛騨まつりの森という複数の施設が集まった所でメインは祭屋台展示で、そちらの方が人が集まっていたようでしたが、世界の昆虫館もなかなか見応えありましたね。気付けば一時間ばかり過ごしていました。
相変わらず雨も強く、徐々に暗くなってきたのでその日はもうホテルに向かいました。


二日目は朝から見事に晴れ。
この日は高山市街地を見てまわろうと思っていたので本当に晴れて良かったです。
まず向かったのは飛騨民俗村・飛騨の里
池の周囲に合掌造りをはじめとした飛騨の古い民家が移築復元されおり、農山村の暮らしや飛騨に伝わる季節の行事を再現しているとのこと。
ちょうど紅葉も盛りできれいでした。


民家を見学していたら、子供の頃にたまに行った母親の実家*1を思い出させる、どこか懐かしい感じがしました。



ところで家の前にぶら下げてあったこの大きな丸い物体が気になって、もしかして蜂の巣じゃないかと危惧していたのですが、ここにちゃんと解説があって、これは杉玉というもので、むかしこの地方の酒屋でその年の新しい酒を造り始めたという印だったそうな。

一通り見てまわった後は、飛騨の里のすぐ近くにある思い出体験館へ。民芸品から煎餅焼きまでいろんなものづくりの体験ができるのですが、そこで妻と娘はさるぼぼ作りに挑戦しました。*2
糸で縫い合わせる部分もあったので娘にはちょっと難しかったかもしれない。家庭科2だった私にはアドバイスできなくて残念でしたが。*3
でもこうしてみると、なかなかの出来栄えでしょう?

そうこうしていて午前中は終わり。
【後編に続く】

*1:祖父の代まで農家で中学生頃に改築するまで大きな旧家だった

*2:私はお土産を見たりして不参加

*3:ちゃんと講師が教えてくれる