嫌な夢

先週、悪夢というほどではないが、非常に嫌な夢を見たので覚えているかぎり書いてみる。


前半と後半に分かれていて、前半はひたすら逃げる夢。人外のなにかに追われているようで、逃げているのは自分だけでなくて他にもいる。
かと言って我勝ちに争うこともなくて、みんなで淡々とひたすら長い距離を走り続けている。夢なので疲れることは無いが、一向に終わりは見えない。
ここまではありがちな非現実的な夢だったのだけど、後半はちょっと違った。


人外のモノはここでははっきりとゾンビと認識されている。
場所は自宅。家族とともに引き籠っている。
街に溢れるゾンビどもはやがてうちにも押し寄せてくることが予想される。
たいした準備もなく、家族を守るどころか自身の身さえ危ういことが自分でわかる。かと言って逃げることもできず、ただ待つだけの不安。
内容としては短いけれど、なんだか精神的にいやぁな感じで目覚めた。


小説や漫画でゾンビ・パニックものを読むことはあったけれど、それはあくまでも神の視点で人々がゾンビと戦い、人間間でも争い、そして逃げ惑う様を見るわけだ。
それが今回の夢はその登場人物になっているような臨場感があった。それも名もなきやられ役みたいな感じで。
とりあえず、その日以降に続きらしい夢を見ることは無かったので安心している。