「休日くらいはゆっくりさせろ」とぼやいても、子供と遊ぶ約束は守るよ

http://www.wakatta-blog.com/post_468.html
男性の家事・育児に関して、こればっかりは経験してみないとわからないことなんだろうなと思うのです。
この方も2ヶ月の育児体験にとても感じることがあったからこうして記事を書かれたと思うのですが、もしそんな経験無くそのまま仕事続けていたら「休日なんだから休ませてくれよ〜」とのたまっていたかもしれない。
土日に仕事に行く妻に代わって娘の相手するのがデフォルトとなってはや6年。そんな私でも休日だからもう少し寝ていたいなぁと思うことがあります(笑)
経験上申しますと、休日だけどあまり休んだ気にならない土日が終わって一週間が始まっても、また娘と過ごせる土日が待ち遠しい自分がいます。*1
考えてみれば、娘とつきっきりで遊べる時間はそう長くは続かないから、娘が「お父さん、どこそこ行きたい!」って言う時はあんまり面倒くさがらずに付き合おうと思ってます。お金があまりかからない範囲で、ですけど。


個人的な見聞でしかないのですけど、今の小学生以下の子供を持つ父親世代は昔(少なくとも自分らが子供の時代)より育児に関する協力に積極的になってきているんじゃないかと思うんです。*2
それはこの記事へのコメント欄・ブックマークコメントにて趣旨に対しては肯定の意見が結構拾えることからも言えます。
ただねぇ、気になったのはこれだけ大変だー大変だーと書かれて、それに同意するコメントがあると、じゃあ子供なんて要らないね、という未婚者の意見の方が重大なんではないかと。
仕事に対するモチベーションは報酬やら達成感やら責任感やらあると思いますけど、育児に関しては愛する子と密接に過ごしている中で感じるその表情とか言葉とか、その端々から感じる成長の証とかじゃないですかね。うまく言い表せないけど。*3
だからこればっかりは経験してみないとうまくわかってもらえないんだよなぁ。
公衆の場でぎゃあぎゃあ泣き喚くのも、可愛らしくニコニコ笑っているのも、子供の一面でしかなく、それだけで「子供は〜」と判断してほしくないんですよ。


ところで記事の趣旨はともかくとしても、管理人の文章や態度からくる批判も多いですね。
昨夜ブクマした後、今日もう一回見に行ったのですけど、タイトルが「「休日くらいはゆっくりさせろ」とぼやく、KYな世の中のパパさん達へ」となっているのに、その後の記事では

世の中の育児ママを応援する記事を書いてみたくなってアップしました。

と書いている不思議。あれは応援だったのか。
そんで、

今回の記事は要するに「パパも育児に参加してね」っていうことなんですけど...。そんなにパパさんたちは育児したくないのかな?

を読んで、あぁ何が批判されているのかよくわかっていないんだなと。
すごく真面目な方なんだろうけど、極端に考えすぎるきらいがあるというか。
たぶんね、育児に関わることすら無い既婚男性はこういう記事にはそもそも興味すら示さないか、そんなに熱くなることない気がするんですが。*4
まぁ今更偉そうなことを説くつもりないですけど、この方には今後も奥さんと協力して頑張ってほしいなと思うだけです。

*1:前にちょっと書いてみた。http://d.hatena.ne.jp/goldwell/20081122/1227359452

*2:それでいて、社会的な取り組みが外国に比べて遅れているのは、もっと上の世代の無理解が大きいんじゃないかと

*3:個人的には、料理作って○○はお母さんのよりお父さんの方が美味しいとこっそり言ってくれると心の中でガッツポーズしてる

*4:どんなに祭り状態になっていようが私がアイドル記事には見向きもしないように