『劇場版MAJOR メジャー 友情の一球』(NHK教育 5/4放送)

ゴロー、きさま薫ちゃんという子がいながら転校先の福岡でもう違う女の子(古賀恵)といい雰囲気になりやがって!と小学生の主人公に怒っても仕方ないんですが、本人意識してないのにモテてしまうのはスポーツもの主人公のお約束。


いきなりわけわからない出だしですいません。
娘のNHK教育番組のついでで見始めた途端にはまってしまったアニメ『メジャー』。第一シリーズから欠かさず見ています。もちろん4月から始まった第6シリーズも。けど一昨年公開された劇場版は未見でした。
それが運良くゴールデンウィークの放送を知ることができて良かったです。
以下、感想。

  • 個人的には『メジャー』は第一、二シリーズが特に好き*1で、その空白期間である福岡時代とはいい設定だと思う。第一シリーズよりもちょっとだけ成長した吾郎の姿が見られたのは嬉しい。
  • 野球を通して友情が生まれ、家族が結びつく『メジャー』らしい展開が熱くて泣かせる。これきっと少年野球を描いたアニメだからいいのであって、実写版で登場人物がもっと年上だったりしたら白けるのかもしれない。
  • 県大会決勝での相手・北九州リトルとの対戦では、小学生離れしたライバル登場。でも相手にも過去や事情があって人間くさいドラマがあるところを描いてくれるのが『メジャー』の良いところ。
  • 全体的に作画良かったけど、特にメジャーとプロ野球のプレイ場面が完成度高かった。
  • 古賀恵のCV蓮佛美沙子が下手すぎる。レギュラー陣は本職の声優ばかりなので、会話に違和感ありまくり。『七瀬ふたたび』主演からの流れで抜擢されたのかもしれないけど、やはりヒロイン的な役どころは専門の声優さんを起用して欲しかったなぁ。*2
  • 決勝の日の朝、古賀兄が玄関で手を挟んで怪我してしまう。てっきりそれが元でピンチを招き、吾郎がロングリリーフするって展開を読んだけど関係なかった。じゃあなんで?
  • プロローグとエピローグは本編アニメを見ている人にも見ていない人にも良かったのではないかと思う。


というわけで全体的に良かったです。ゲスト声優さえ無ければ。

*1:ロード・オブ・メジャーの主題歌も良かったしね

*2:どうでもいいことだけど、一番打者の伊藤君はキュアドリームだったのね。wikipedia:三瓶由布子