「原作あるものの映画化」についての質問から

このたび1年以上前にした質問を振り返る機会がありました。
question:1172084667
正直、ここ2,3年の状況は疎いのですが、やっぱり映像化された場合に裏切られるという経験はあるのですね。*1


私の経験ですと、小説→映画(邦画)では裏切られ感が多かった*2ですが、小説→漫画/アニメの方がまだましなような気がします。漫画・アニメの方がキャラクターイメージが崩されにくく、自由度が高いからでしょうか。もちろんストーリー次第ですけどね。
ゲド戦記』については一時期騒がれすぎたのもあって、あえて敬遠してました。
去年、読んだことのある作品の映像化で興味沸いたのは、『ブレイブストーリー*3や『パプリカ』ですね。筒井康隆作品と言えば、別物に近いかもしれないけれど『時をかける少女』もちょっと気になりますね。他に回答にあった中からでは『地下鉄(メトロ)に乗って』。原作から読んでみたい『嫌われ松子の一生』あたり。
あと小説が再開された『アルスラーン戦記』がアニメも続編出るのならば是非見たいですね(初期の小説・アニメを見たのがもう十年以上前なんで、出来とか全然憶えてませんわ・・・)。


では上記質問にて引き合いに出された私の質問でお薦めされた作品はその後どうしたのかというと、エクセルで一覧にしておいたので転記します。

作品名 原作者 小説自己評価 映像自己評価 備考
半落ち 横山秀夫  
ジョゼと虎と魚たち 田辺聖子 ×    
OUT 桐野夏生   質問前に既読。ドラマは部分的に見てた
不夜城 馳星周      
タイムリープ 高畑京一郎   原作入手難
犬神家の一族 横溝正史 質問前に既読。昔テレビで見た気が
69 村上龍      
解夏 さだまさし    
ジャズ大名 筒井康隆 原作は絶版。昔読んだかも
マークスの山 高村薫    
GO 金城一紀      
フライ,ダディ,フライ 金城一紀    
死の棘 島尾敏雄      
秘密 東野圭吾 映画→小説の順で見た
大誘拐 天童真    

小説はたいぶ読んだのですけど、映画は全然見てないですねぇ。映画自体を最後に見たのが去年、妻が面白いからってレンタルしてきた奴、あれ何だっけ?*4
いや、このリストの中の作品で見たいなぁと思っているのはいくつもあるのですけど、落ち着いて見られる状況でないので、ついつい後回しになってしまっています。


そもそも私の映画歴自体が誇れるほどのものじゃないのですけど、これでも独身時代はレンタルで洋画・邦画・アニメ問わずそこそこ見てましたし、結婚後も月に1本は見てました。一変したのが娘が生まれてからですね。落ち着いて見られる時間がだいぶ減ってしまいました。代わりにトトロや魔女宅は娘に付き合わされて10回以上見たでしょうか・・・。もう少し大きくなれば、一緒に見られる作品は増えるでしょうが。

*1:原作の印象や思い入れにもよるので人それぞれでしょうが

*2:そこまでして無理に実写化しなくてもいいのにって映画ありますな

*3:続々と映像化される宮部作品ですが、『模倣犯』は期待外れ確実と予想して見なかったですが、ドラマ化された『R.P.G』はそれなりに良かったです。『ドリーム・バスター』もそのうちアニメ化されそう。

*4:THE 有頂天ホテル』であったことを後で思い出した。三谷幸喜作品は面白い