「歴史小説が読みたい」の質問・その後

【歴史小説】久しぶりに歴史小説が読みたいと思い募集します。ちょっとあまのじゃくで、?大胆な仮説を元にしつつも史実の出来事を巧みに織り交ぜた、あるいは?歴史的にさほど有名でない人物を魅力的に描いた歴史小説を読みたいです。例)?隆慶一郎『影武者徳川家康』、宮本昌孝『ふたり道三』、井沢元彦『日本史の叛逆者 私説壬申の乱』?隆慶一郎『一夢庵風流記』、宮本昌孝『剣豪将軍義輝』、池波正太郎『真田騒動 恩田木工』既読の判断は、下記プロフィールにある作家を参照にして下さい。http://d.hatena.ne.jp/goldwell/about今回は国内外にこだわりません。よろしくお願いします。
この質問を立ててからはや2ヶ月経ちました。
回答にあった中から、購入候補リスト*1を作り、読んでは感想などを書いて参りましたが、まだ半分にも至ってません。*2


現在のところ、内訳は、
21作(1作は絶版)のうち、読了:7、購入済み(読書中:1、未読:1)、注文済み:2
といったところです。


で、今更ですが偏りがあるなぁーと思ったですよ。
独断で分類した結果。

  • 日本史(江戸時代):11
  • 日本史(その他の時代):4
  • 国史:4
  • 西洋史(フランス):2

まだ読んでいないのでどちらにすべきか迷ったのもあるのですが(舞台が日本と海外にまたがっているのもあったり)。
日本史だけでみても多いですねぇ、江戸時代。
時代劇などで一般的に馴染み深いのと、それ以前の時代と比べて資料が豊富に残っているせいでしょうか?
あと、比較的平和な時代ということで、印象的に現代と共通する部分があるのかもしれません。


それから今回はたまたま少なかったですが、戦国時代も名の知れた人物が多いだけに題材として取り上げられやすいですね。
織田信長豊臣秀吉徳川家康の3人だけでかなりの数に上るのではないでしょうか。
逆に言うと、南北朝時代は戦前のタブーが関係するのか、微妙な感じで少ないし、平安時代以前も馴染みが薄いのかあまり見ません。


大河ドラマである人物が取り上げられると、関連する著作が大量に出版されたり、既存作品が本屋の目立つ場所に溢れますが、これは流行みたいなものですから一時的に関心を持つ人が増えても定着するかはまた別でしょうな。


実際、映画や小説の題材にされる時代区分の統計とか考察しているサイトがあったら面白いな(人力検索はてなで質問してみようか?)。

*1:http://d.hatena.ne.jp/goldwell/20060313

*2:上・下巻に分かれていたりする長編はどうしても時間かかるのもありますが、他に書店での衝動買い、シリーズ物の続編などをつい優先してしまうの原因のようです。