パニック小説まとめ

昔から好きなジャンル(と言っていいのか自信ないけど)にパニック小説というものがあります。
その個人的な経緯については一度に書いたので省きますが、要は何らかの現象によって日常から否応無く非日常へと叩きだされた人々がパニックに陥ったり時には争ったりしながらも、生き延びる手段を模索しようとする様を描く小説、と言ってよいでしょうか。
不特定多数が居合わせた建物・乗り物あるいは街単位から果ては全世界までの範囲を対象とするのがパニック小説と認識しています。
登場人物が限られ、生き延びる(脱出する)ことが主題となっている場合はサバイバル小説になるとして除外したわけですが、そのあたりの境目は曖昧かもしれません。
ちなみに英語ではDoomsday Novelというそうで、Doomsdayを直訳すれば「終末の日」。
うん、確かにわかる気がしますね。
内容によってSF・ホラー・ミステリとも言える場合もあります。
それなりに量を読んできたので、この度備忘録代わりにまとめてみようかと思いました。
ですので基本的に読んだことあるもののみです。
知っているけど読んでない(いつか読んでみたい)作品もたくさんあるので、読み終わったら追記しようと思います。


パニックに至るその要素は実にさまざま。
大きく分ければ下記の通りになるかと思いますが、単一よりも複合的に発生させている場合が多い気がしますね。

  • 事故…巨大施設や公共機関などでの致命的な事故
  • 疾病…新種または既知の感染症によるパンデミック
  • 生物…異常気象などによる大発生。細菌や放射能など外部要因による突然変異。未知の人を襲う生物。
  • 戦災…テロ、核戦争
  • 自然現象…火山・地震津波・台風など。
  • 超常現象…科学では説明つかない現象。オーバーテクノロジー

たいてい人の死に直結するために過酷な世界観であったり残虐描写があったり、はたまた状況説明のために専門用語が頻出したりと軽く読めるジャンルではありません。
しかしスケールの大きさや劇的な展開、非常時に露わになる人間性描写などパニック小説ならではの面白さもあるんですよね。


※2017年以降更新分
2017/2/19 高島哲夫『富士山噴火』を追加しました。
2017/8/11 石黒耀『昼は雲の柱』と篠田節子『幻の食料危機』を追加しました。
2017/11/3 篠田節子『絹の変容』と戸梶圭太『赤い雨』を追加しました。
2017/12/25 佐々木謙『白い殺戮者』、周木律『不死症』、M.R.ケアリー『パンドラの少女』を追加しました。
2018/02/03 恩田陸『ドミノ』、フィリップ・カー『殺人摩天楼』を追加しました。
2018/12/23 梅原克文『二重螺旋の悪魔』、大石英司『ゼウス―人類最悪の敵』、くろきすがや『感染領域』を追加しました。

作品名 著者 概要 自己評価(5段階) 備考
幼年期の終わり アーサー・C・クラーク 巨大な宇宙船が世界各国の首都上空に出現し、搭乗していた宇宙人たち(オーバーロード)は今後地球を彼らの管理下におくと宣言した ★★★★★  
ヒート―地球が熱くなる日 アーサー・ハーツォグ 地球温暖化が急速に進み、巨大ハリケーンや竜巻を始めとした災害がアメリカ沿岸部を襲い、夏には40度後半の日が続く。人類の生存の危機を打開するには思い切った手段が必要となったが… ★★★★  
スウォーム アーサー・ハーツォグ 強い毒性と攻撃力を持つアフリカミツバチがアメリカに上陸、襲われて死者が出る騒ぎが起こる。科学者たちはその対策を図るが予想以上の猛威により死者が続出。やがて国家として崩壊してゆく ★★★★
大空港 アーサー・ヘイリー 大雪に見舞われた国際空港で脱輪事故に加え、離陸した旅客機にて自爆テロが発生 ★★★★ エアポートシリーズと呼ばれる映画4作品の原作
赤川次郎 地震によって道路が破壊されて孤立した新興住宅地。闇の中で一人また一人と何かに襲われて犠牲者が出る ★★★  
海の底 有川浩 突如として人を襲う巨大な甲殻類の大群の来襲にパニックに陥る横須賀基地 ★★★★★ 自衛隊3部作の海
塩の街 有川浩 塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。街だけでなく人さえも塩に飲み込まれてゆく。社会を崩壊してゆく中で出会った女子高生と元自衛官の物語 ★★★ 自衛隊3部作の陸
空の中 有川浩 四国上空高度2万mの空域に巨大な浮遊生物が存在することが判明 ★★★★ 自衛隊3部作の空
生存者ゼロ 安生正 根室半島沖の石油採掘基地、続いて道東の集落で全身出血という無残な姿で人々が死に絶える事態が発生。新種の感染症が疑われるも原因不明のまま被害が拡大してゆく ★★
終末のフール 伊坂幸太郎 小惑星落下により地球滅亡が宣言されて5年。滅亡を3年後に控えたある団地の人々の物語 ★★★★
死都日本 石黒耀 南九州・加久藤火山の破局的大噴火に始まる国家的規模の大災害 ★★★★★
昼は雲の柱 石黒耀 群発地震が続いた後、遂に山体崩落を含む局地的噴火をもたらした富士山。その直前に東斜面の塚から画期的な発見があったが、レジャーランド開発のために隠ぺいされていて、どうしても調べたい考古学マニアな高校生たちが地下に潜っていた。 ★★★
二重螺旋の悪魔(上)二重螺旋の悪魔(下) 梅原克文 DNA塩基配列イントロンに秘められた謎が解かれた時、恐ろしい化け物・通称”C”が生まれてしまった。自衛隊の特殊部隊が全滅した後、主人公はUB(アッパーバイオニック)という特殊薬注入によって超人化して対抗する。 ★★★★★
ゼウス―人類最悪の敵 大石英司 北海道で妊娠女性の胎内から奇怪な生物が出現、山中へ逃げた。数カ月後、それは羆のような巨体と驚異の運動能力を持つ超獣と化して人々をを襲うようになった。やがて“ゼウス”と名づけられた化物は増殖、大挙して都市部へと侵入。守る警察・自衛隊と熾烈な戦いを演じる。 ★★★  
天涯の砦 小川一水 大事故を起こした軌道ステーション。わずかな気密スペースに生存者を残したまま、その残骸は月往還船をつけたまま宇宙を漂流する ★★★★★
復活の地 小川一水 惑星統一を果たしたばかりのレンカ帝国を襲った未曾有の大地震。国家中枢機能が破壊された中で復興に奔走する官僚が主人公 ★★★★★ 文庫・全3巻
屍鬼 小野不由美 外界から途絶された村で、村人が次々に不審な死を遂げる。そして「起き上がり」と呼ばれる奇妙な現象が静かに進行していった ★★★★★ S・キング『呪われた町』のオマージュ作品。文庫・全5巻
Q&A 恩田陸 大型商業施設において発生した重大死傷事故について、ひたすらQ&A形式で事故に関わった人々の当時とその後の状況を書き出していく ★★★
ドミノ 恩田陸 それぞれが抱える個人的な事情やトラブルが見知らぬ人同士を結び付け、持ち主が入れ替わった紙袋が更なる悲喜劇を招きよせる、東京駅を舞台にしたパニックコメディ ★★★★★  
パニック 開高健 120年周期で異常なほどに実るという笹。その実によって大量発生した鼠に襲われる地方都市 ★★★ 西村寿行『滅びの笛』の原点か?
漂流教室 風見潤 ある日学校全体が不気味な世界に放り込まれてしまった。狂った大人や襲いくる怪物、児童同士の争い。それらを乗り越えて得た真実とは? ★★★★ 楳図かずお原作漫画のノベライズ・文庫・全5巻
死霊列車 北上秋彦 ダーズ(致死的急性狂犬病症候群)の爆発的感染によって日本本土が無法地帯と化した中、生き残った少年らはトロッコ列車に乗って政府機能が移転した北海道を目指す ★★★★★
ブラッド・ミュージック グレッグ・ベア 遺伝子工学の天才が発明した生体素子。研究所からこっそり持ち出した”知性ある細胞"があらゆるものに感染し、地球を覆っていく ★★★★  
感染領域 くろきすがや 九州でトマトが枯死する病気が流行し、帝都大学の植物病理学者・安藤仁は農林水産省に請われ現地調査を開始した。その影には外国資本による日本農業の支配の陰謀があった。新種の実らないトマト”カグラ”が唯一ウイルスに対抗するための鍵を握ると判明するが、安藤自身の身も狙われる。 ★★★★  
ザ・ロード コーマック・マッカーシー 核戦争か何かの理由により都市は壊滅、環境は破壊され、無政府状態に陥った近未来のアメリカ。ひたすら南に向かって歩んでゆく二人の父子の物語 ★★★★
日本沈没 小松左京 頻発する地震の観測データおよび日本海溝で発見された奇妙な亀裂と乱泥流。それらから導き出された結論は「日本列島は最悪の場合2年以内に、地殻変動で陸地のほとんどが海面下に沈没する」というものだった。 ★★★★★ 谷甲州との共著で第2部が刊行された
首都消失 小松左京 東京を中心とする半径約30km圏が正体不明の「雲」に覆われ、「雲」の外部との連絡が途絶してしまう。人々は混乱に陥り日本の統治機構はたちまち機能不全となる。 ★★★★★  
復活の日 小松左京 極めて致死性の高い生物兵器が持ち出され、爆発的な勢いで世界各地を襲い始める。そして南極にいた一万人たらずの人々を残して人類はなすすべもなく滅亡する ★★★★
地獄の世紀 サイモン・クラーク ある日突然、大人が子供を次々に襲い殺戮するという現象が世界中に広まっていった世界。子どもたちだけでコミュティを作って生き延びようとする ★★★★★ 文庫・上下巻
白い殺戮者 佐々木譲 ある年の真冬、北海道北東部にある北士別町で竜巻のような雪に襲われて、人が次々に凍死する事件が立て続けに発生。たまたま通史執筆依頼を受けて訪れていた主人公は目の前でそれを目にしたことがきっかけで調査を始める ★★★  
生き埋め ジェラルド・A・ブラウン 長期間降り続いた雨によって地盤が緩み、スーパーマーケットが建物ごと崩落。更に土砂崩れが起こって生き埋めにされてしまう ★★★★
夏の災厄 篠田節子 東京郊外のニュータウンで絶滅したはずの日本脳炎が大流行。感染防止と原因究明に奔走する市の職員たち ★★★★★  
幻の食料危機 篠田節子 直下型地震により、インフラが壊滅し死のコンクリートジャングルと化した首都圏から地方へと逃げ出す人々は食料を求めて遂には人を殺すことさえ躊躇わなくなる ★★★★ 『家鳴り』に収録
絹の変容 篠田節子 まるでレーザーディスクのような虹色の光彩を持つ絹の糸を紡ぎだす蚕を見つけ、紆余曲折の末に養殖に成功する。だがその絹の織物はアレルギー体質を持つ者の肌に触れると命の危険がある代物だった。そして強力な雑食性に変貌した蚕の一部が外部に逃げ出してしまい…。 ★★★★  
不死症 周木律 山奥に建てられていた製薬会社研究所でバイオハザードが発生。そのカギを握っているかと思われる女性研究者は爆発が起きたショックで記憶喪失を抱えたまま、人を喰うゾンビと化した者たちから逃げようとするが、研究所は自衛隊によって封鎖されていた ★★  
スラッグス ショーン・ハトスン 異常発生した巨大肉食ナメクジの群れが、食糧を求めて人間に襲いかかる ★★★
白い闇 ジョゼ・サラマーゴ ある日突然、人々が視界が真っ白になる原因不明の病に冒される。軍によって病院に収容・監禁された人々を唯一失明しなかった女性視点で描く ★★★★★
トリフィド時代―食人植物の恐怖 ジョン・ウィンダム 世紀の規模の流星群が地球を包んだ時、それを目撃した人々は視力を失う。その上植物油採取のために栽培されていたトリフィドという三本足の動く植物が突然変異して人間を襲いはじめた ★★★★★
アンダー・ザ・ドーム スティーヴン・キング メーン州の小さな町チェスターズミルが町ごとすっぽりと不可視の透明な硬い障壁によって覆われてしまう。完全に孤立した町では犯罪に手を染めていた町の委員が息子を始めとして若者を臨時警察官に任命して恐怖政治を始めようとしていた。 ★★★★ 単行本・上下巻、文庫は全4巻
CELL スティーヴン・キング 携帯電話から発せられる電波による影響により、人々が突如凶暴化して噛みつき、武器を振り回し、誰彼かまうことなく襲い始めるようになった世界 ★★★ 文庫・上下巻
ザ・スタンド スティーヴン・キング 新たに流行り出したインフルエンザの実態は凄まじい威力を誇る化学兵器で、事故により外部に漏れ出して瞬く間に広まり、もはや手の施しようのない状態になっていく ★★★★ 文庫・全5巻
スティーヴン・キング 激しい嵐に見舞われた後、湖から濃密な霧が発生して街を覆う。霧の中から巨大触手や異形の怪物が人々を襲い出す ★★★★★ 『スケルトン・クルー1』収録
呪われた町 スティーヴン・キング ある館に引っ越してきた一家。それを皮切りに住民の失踪、不可解な死が続き、静かに町は崩壊してゆく ★★★★
M8 高嶋哲夫 最新のコンピュータ・シミュレーションによって都市直下型大地震が発生することが予測された。果たしてそれを生かした防災活動ができるのか? ★★★
TSUNAMI 高嶋哲夫 将来必ず起こるだろうと言われている東海地震および連動する可能性のある東南海地震・南海地震。もしそれらの海溝型地震が発生し、巨大な津波が太平洋沿岸に襲ってきたら? ★★★★
東京大洪水 高嶋哲夫 長雨が続いて河川の水量が増量していた時期、二つの台風が合体・巨大化して東京に上陸するとの予測が出た ★★★★
都庁爆破! 高嶋哲夫 都庁爆破・占拠事件が発生、当事者である知事と首相が対応を巡って対立するなど本格的なテロ事件を前に当局は迷走する ★★
富士山噴火 高嶋哲夫 富士山の本格的な噴火の予兆を目にした元自衛隊パイロットが自身が勤める老人介護施設、および地元御殿場市のために市長や自衛隊に掛け合い、市外への避難のために奔走する ★★★★ TSUNAMI』後の日本が舞台
逃げろ 高村透 隕石が地球に落ちてくる−そのニュースを見た主人公はいつも通りの日常生活を送ろうとするもそれが叶うことなく騒動に巻き込まれていく ★★  
パンドラ 谷甲州 東南アジアで野生動物が異常行動を取って人間を襲い、宇宙ステーションでは隕石衝突を皮切りに実験動物から進化した何者かが人間を乗っ取って地球へと侵攻する。 ★★★★★ 文庫・全4巻
世界の涯ての夏 つかいまこと 地球を浸食しながら巨大化する異次元存在〈涯て〉が出現した近未来。ある夏の日、疎開先の離島で暮らす少年は、転入生の少女ミウと出会う。 ★★★★
霊長類南へ 筒井康隆 中国の誤射によって核戦争が勃発。核ミサイルの応酬によって北半球が壊滅してゆく中、人々は争うように被害の軽い南半球に向かおうとする ★★★★
憎鬼 デイヴィッド ムーディ 人が突如として凶暴化して他人や家族を襲う憎鬼という現象が広まる中、それに対抗するために憎鬼狩りと称して人を拉致する組織 ★★★★
赤い雨 戸梶圭太 赤い雨が降った日を境に人々は悪に対して立ち上がり、果敢に立ち向かうようになった。だが、赤い雨が降るたびにちょっとした罪や迷惑事に対しても容赦なく制裁し、嬉々として処刑を行うほどにエスカレートしていく ★★★  
亜宇宙漂流 トマス・ブロック 超音速旅客機スター・ストリークロケットエンジンの暴走で規定以上の上昇を行った末に衛星軌道に乗ってしまい、燃料切れで漂流。残る酸素量から4,5時間程度しか猶予がない中で救助作戦が始まった ★★★  
狂鬼降臨 友成純一 神と悪魔がその務めを放棄してしまったために、この世とあの世の境界が無くなり突如現れた地獄の鬼たち。職務を忠実に続行すべく、淡々と人間を嬲り殺す鬼達によって地上は瞬く間に阿鼻叫喚の地獄と化す ★★★★  
ナイトブリード 友成純一 5年前に日本全土を襲った大地震は何の被害もなく幻覚地震と呼ばれたが、その後この世ならざる魔物の類が日本中にあふれ出てきた。魔物と人間が同居する奇妙な世界 ★★★ 続編予定あったが打ち切りらしい
複製症候群 西澤保彦 突如空から落ちてきた虹色の円筒形の物体の中に閉じ込められた高校生たち。それに触れると自分とそっくりのコピーができてしまう。しかも記憶までコピーされてオリジナルとまったく同じ自我を持つという ★★★★  
悪霊刑事 西村寿行 悪霊蝿と呼ばれる新種の蝿が発生し、家畜や人間にまでも襲いかかる。寄生された人間は脳にいたるまで体全体を侵され、凶暴化して周りの人間を襲いかかるようになってしまう ★★  
滅びの笛 西村寿行 120年に一度というクマザサの一斉開花により、山々を黄色く覆うほど結実した実を食べて異常繁殖したドブネズミ。天敵の減少など自然のバランスが崩れた結果、冬が到来してひたすら食べ物を求めるそのとてつもない数の軍団の矛先は人間たちへ向かう ★★★★★
滅びの宴 西村寿行 『滅びの笛』のラストで自滅したかに見えた鼠群だが、さらに膨大な数となって復活し、関東周辺山間部の餌を食い尽くして平野部へと向かう ★★★ 『滅びの笛』の続編
ガリバー・パニック 楡周平 どこから見てもただの土木作業員であるはずの人間が、身の丈百メートルという巨人となって九十九里浜に出現 ★★★★★  
超音速漂流 ネルソン・デミル 誤射されたミサイルがジャンボ旅客機を直撃。機長が死亡したため、小型機の操縦経験しか無い乗客が最新鋭の旅客機を操縦する羽目になる。地上では事故隠ぺいのために生存者もろとも機を墜とそうとする計画が進行していた ★★★★★
太陽の簒奪者 野尻抱介 水星から突如として噴き上げられた鉱物資源はやがて太陽をとりまく直径8000万キロのリングを形成しはじめた。日照量の激減により破滅の危機に瀕する人類 ★★★★★
キャリアーズ パトリック・リンチ スマトラ島のジャングルの奥地からエボラ出血熱に匹敵するほどの強力な致死性を持つ新種のウイルスによる感染病が広まる。アメリカ陸軍伝染病医学研究所(USAMRIID)ではその根源となった宿主を調べる為に調査隊を派遣するが、驚異の事実が明らかになる ★★★★★  
天空の蜂 東野圭吾 爆薬が搭載された超大型ヘリが強奪された。そして無人操縦でホバリングしているのは、稼働中の原子力発電所の真上だった ★★★★★  
殺人摩天楼 フィリップ・カー 完成間近の25階建ての「グリッドアイアン」は、エレベーター運行から空調・照明・掃除・警備、尿検査による従業員の健康管理まで、全てをコンピュータで管理するインテリジェント・ビル。その中で技師や警備員の連続変死事件が発生、しまいには建設関係者全員が内部に閉じ込められて、ビルの機器類が人間に対して襲いかかってくる ★★★★  
深海のYrr フランク・シェッツィング 新種の海底生物に人を襲うようになった鯨やイルカ、猛毒を持つクラゲ。地球規模で起った海洋異変と人類の存亡を賭けた闘い ★★★★★ 文庫・全3巻
ジャクソンヴィルの闇 ブリジット・オベール 砂漠に囲まれたアメリカ南部の田舎町ジャクソンビルにて相次ぐ凄惨な殺人事件が発生。町の各所ではゴキブリの大発生。挙句に死んだはずの者が生き返って人々を襲いだす ★★★
火星人ゴーホーム フレドリック・ブラウン 突然、無数の火星人が地球に来襲。彼らはただ言葉で人間をからかって人を怒らせるのを無常の喜びとしているのだ。邪悪な火星人たちによって、たちまち人々の営みは立ち行かなくなる ★★★
パンドラの少女 M.R.ケアリー 奇病の爆発的な蔓延“大崩壊”から二十年。人間としての精神を失い、捕食本能に支配された“餓えた奴ら”により、文明世界は完全に崩壊していた。捕えられた“餓えた奴ら”の子供たちは教育を受けることにより、人間らしい知性や感情を取り戻していったのであった。 ★★★★★  
アンドロメダ病原体 マイケル・クライトン 人工衛星がある田舎町に墜落。回収に赴いたチームは町の住民がほぼ死に絶えていることを報告した直後に通信が途絶える。たった二人の生存者(老人と赤ん坊)はなぜ生き延びることができたのか? ★★★★
病の世紀 牧野修 人体を発火させる黴、口腔に寄生し人を人肉喰いに走らせる蠕虫、そして性交渉で感染し、人を殺人鬼に変える「666」に似た形体の謎のウイルス。恐ろしい未知の病原体と戦う医師たち ★★
WORLD WAR Z マックス・ブルックス 中国奥地で始まった人を咬む謎の疾病とゾンビ化。人類とゾンビとの戦争の経過を全世界規模でレポートする ★★★★★
レッド・デス マックス・マーロウ 南極の氷中から十万年前のメガテリウムが発見される。その後南米より発熱・出血により全身が赤くなって死に至る病が大流行。かつて欧州で猛威をふるった黒死病(ペスト)に比して赤死病(レッド・デス)と命名される ★★★
地球0年 矢野徹 偶発勃発したの核戦争により米中ソ三大国は壊滅、欧州主要部も損害を受ける。比較的損害軽微だった日本では、国連の要請に従いアメリカ太平洋岸地帯への自衛隊派遣を決定する ★★★★
生ける屍の死 山口雅也 死者がランダムに蘇るようになってしまった世の中。巨大霊園を営むバーリィーコーン家で殺人事件が起きるが、探偵も関係者も生ける屍ばかりだった ★★★★★
黒い春 山田宗樹 激しい咳と共に口から黒い粉をまき散らして絶命するというケースが全国的に発生。黒手病と名付けられて一時的にメディアを騒がすようになる。冬に感染して5月頃に一か月だけ流行するという不思議な黒手病の謎を追う対策チーム ★★★★★  
東京地獄変 横山信義 中国からの核攻撃を受けて東京が壊滅。必死の救援活動を行う自衛隊をよそに失われた首都・政府機能を巡って迷走する政治家たち ★★★★ 新書・上下巻
無常の月 ラリイ・ニーヴン 月の異様な輝きから太陽が地球を焼き尽くすほど肥大していることがわかって最後の夜明けを待つ人々 ★★★
コブラの眼 リチャード・プレストン ニューヨークで風邪に似た症状から自分自身の唇を噛むなどの自傷行為と激しい痙攣を起こした末に死亡するという事件が続けざまに起こる。それは新たに作られたキメラウイルス散布実験であり、近い将来にバイオ・テロが企てられている可能性が高いことからFBIの総力を挙げた捜査が始る ★★★★★  
フラッシュフォワード ロバート・J・ソウヤー 大規模な科学実験が行われて実験自体は失敗に終わったが、実は全世界の人々が二分間、21年後のビジョンを垣間見ることになってしまった ★★★★★
アウトブレイク ロバート・タイン 潜伏期間わずか2,3日、致死率100%。アフリカの奥地に閉じ込められていたはずの脅威のウィルスの宿主である猿が偶然アメリカに渡り、数人の感染者からたちまち多くの死者が続出。死の病気のアウトブレイク(大発生)となってしまう ★★★★
アウトブレイク−感染 ロビン・クック 致死性が高いエボラ出血熱。今までアフリカでしか発生したことがないその恐ろしい病気がアメリカの都市で連続発生する ★★★
火天風神 若竹七海 観測史上最大級の大型台風が三浦半島を直撃。電話も電気も不通、陸路も遮断され、孤立したリゾートマンションにて起こった火災と殺人犯に翻弄される人々 ★★★★  

※地球上だけでなく、宇宙船や植民星が舞台なのも含めました。
※当日記内の記事がある場合はリンクしました。
※ノンフィクションは除く。


【おまけ】
人力検索はてなでの私のパニック小説募集質問
【オススメのパニック小説を教えてください!】 ※参考 http://d.hatena.ne.jp/goldwell/20070518#1179495636 ※条件 ・新刊で入手可能なもの。 ・今回は都市から国家・全世界といった集団的な範囲でパニックとなるような内容を対象とします。「こういう内容の本もアリ?」という疑問はコメント欄でお願いします。 回答する際は、どうしてその本がオススメか理由を書いてくださいね。 回答内容によって、ポイントを配分します。
【オススメのパニック小説を教えてください!】第2回 異常気象・災害・病気・戦争その他原因不明の現象により、集団・地域または国家・世界といった単位で人々がパニックに襲われ、どう対処するかを描いた内容を対象とします。 ジャンル的にはSF・ホラーによく見られますが、ゾンビや宇宙人襲来による内容でも可です。 回答する際は、どのへんがオススメか理由を書いてください。 回答内容によって、ポイントを配分します。 「こういう内容の本もアリ?」といった疑問はコメント欄でお願いします。 なお、新刊で購入できる方が望ましいですが、品切れ状態でも廉価中古本で入手できるならOKです。 【参考】 第1回の質問 http://q.hatena.ne.jp/1179549041 第1回質問分も含めた既読本はコメント欄参照(回答前に確認してください)。
【変わったシチュエーションでのサバイバル小説】 『十五少年漂流記』や『蝿の王』などサバイバルをテーマにした小説は古今東西書かれてますが、中でも変わった設定(通常ありえないようなシチュエーション)で描かれている小説を教えてください。 サバイバル自体が非日常的と言えばそうですが、単に飛行機or船で遭難して無人島で暮らす、みたいないかにも有りえそうなシチュエーションではなく、もっと特殊な環境ということで捉えてください。 http://q.hatena.ne.jp/1250922753 のコメント欄がきっかけになった質問です。ですので上記質問に出ている作品は除いてください。 また、地球外を舞台にしたSF作品はあえて対象外とします。 回答する際は、必ずどのへんがオススメか理由を書いてください。 回答内容によって、ポイントを配分します。 「こういう内容の本もアリ?」といった疑問はコメント欄でお願いします。 なお、新刊で購入できる方が望ましいですが、品切れ状態でも廉価中古本で入手できるならOKです。 質問文が長くなってしまったので、例になりそうな作品はコメント欄に書きます。
ゾンビものホラー・パニックでお薦めの小説・漫画を教えてください。 A・ロメロ『ゾンビ』のように、なんらかの原因で死者が次々と蘇ったり、人間がゾンビ化して襲い掛かってくる状況の中で、なんとか生き延びようともがく人々の姿を描くという基本路線を踏みつつ、いろいろ設定や人物像・ストーリーに拘った作品が読みたいです。 今まで読んだ小説のベスト3は『屍鬼』、『死霊列車』、『呪われた町』。 その他『超音速漂流』、『吸血蟲』(新書ノベルズ版では『呪葬』)、『バイオハザード』(小説版)あたり。 漫画では『アイアムアヒーロー』、『学園黙示録?HIGHSCHOOL OF THE DEAD』といった作品です。 『死国』や『ペットセメタリー』のように、ただ死者を蘇らせる内容は対象外です。 どのあたりがお薦めか必ずコメントを書いてください。 よろしくお願いします。