電車の座席に座っていて困ること

goldwell2018-09-08

通勤で電車に乗っている時間が一時間以上かかることもあって、行きでは並んででも座って行きますし、帰りは乗ってから数駅は立っているけど、だいたいは途中で空いた席に座って帰ってきます。
その際、目の前の人が早く降りるか見極めが重要。運が良ければ一駅で座れるし、悪ければ30分以上立っていなければならない。
おおよその傾向として、サラリーマン男性よりも女性や学生の方が早く降りる確率が高い気がします。
読めないのは旅行帰り(or行く)らしき家族やグループかな。大概は長く乗っていることが多いので、できれば避けたい。


それで、座る座席なんですが、利用している路線には二つパターンがあって、長いシート席だけの車両と四人掛けボックス席がある車両ですね。
シート席ならば端の席、できれば車両と車両の接続部に近い席がベスト。
私は眠りに入ると右側に寄っていく癖があるので、もしも始発の駅だったり、お盆や年末でがら空きの電車に乗る際は極力そこを目指します。
そこが無理でも端の席が空いていれば、つい座りたくなってしまうのが多くの電車利用者じゃないでしょうか。
もっとも、ドアが開くたびに冷たい風が入り込む真冬は避けるかもしれません。


さて、そんな人気の端の席ですが、時に困ることもあるのです。
それは立っている人から被る被害。
例えばシートの右端の席の場合、座席の右側は肩から顔くらいの位置まで壁があります(電車によってはポールだけの場合がある)。
その向こうはドアになるんですが、立っている人にとっては乗ってすぐの座席シート側というのが人気の位置なんです。寄りかかれるし、乗り降りが楽だからという理由でしょうか。
しかし、実はシートに座っている方に迷惑かけていることがあるんですが、本人は背後のことなどで気づかないのです。
・女性の長い髪が頭に当たる。特にポニーテールのように束ねている髪だと頭が揺れるごとにばっさばっさ当たる。
上着のフードが頭に当たる。特にファーがついているのはチクチクしてて地味に嫌な気分になる。
・思い切り寄りかかってこられると背中が頭に当たる。さすがにそこまでいくと気づくかと思うが、向こうは寝ていることが多かったりするので気づかない。
・背負っているリュックが当たる。リュックについているアクセサリーなどが当たる。
・腰のあたりのショルダーバッグが電車の揺れによってこっちまで迫ってくる。
・あえて座席側を向いて、本を読んだりスマホを眺めている。つまり頭上すぐ近くなので、非常に圧迫感がある。
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それ以外にも、満員電車の中ではドア付近というのは人口密度が高いので必然的に人の波の圧力を受けやすかったり、乗り降りのために人が動いた際に影響を受けやすい場所であるのは確かです。
例えば、足を蹴られる、踏まれる。乗り降りする人の荷物が当たることもよくあるし、雨の日は濡れた傘が足に当たるのが嫌です。
酷い時など、最前列で立っていた人が押された拍子に座り込んできたことがありましたね。あれはびっくりした。


そういうわけで、たとえ座っていられても油断ならないのが満員電車というものです。
通学から通勤まで何十年も電車を利用しているといろんな経験をしますが、網棚に乗せた、あるいは乗せようとした荷物が落ちてきたことも数回ありますね。
特につい最近は台風21号の接近に伴い、一時間早めに退社して、端の席に座れてラッキーと思ったら、壁の向こうに立っていた女性が長いポニーテールで、何度も毛先が当たってうんざりしたものです。
そうはいっても立っている人の方が大変ですし、あまり波風は立てたくはないのでたいていは我慢はしています。
時々、咳払いなどしてみますが、気づかれることは少ないようで。
イライラしても切れることなく、軽くトントンと叩いて気づかせるのが今のところ一番効果あるようです。*1

*1:ただし、相手が女性の場合は下手すると痴漢扱いされてしまうので、たいてい我慢してる…。